2026年 ニュースレター バックナンバー
- 2 日前
- 読了時間: 22分
の無料最新は7月13日の予定(=4月20日まぐまぐ2026年第15号)
次次回は7月20日(= 4月27日まぐまぐ2026年第16号)の予定。
◆ 2026年5月4日にまぐまぐでDuMA・News Letter 17号が発刊されました。
● 速報 紀伊半島でマグニチュード5.7の地震発生 : 5月2日18時28分ごろ、近畿地方で最大震度4を観測する地震が発生しました。気象庁の速報値ではマグニチュード5.7、深さ70kmで発生し、西日本だけでなく、関東地方でも有感となりました。
5月2日の地震は想定される南海トラフ地震の深部延長上で発生した地震で、内陸の活断層の地震より深く、沈み込んだフィリピン海プレート内部が破壊した地震でした。
● 今年は地震活動が活発?! : ある雑誌メディアの記者の方から「2026年は2025年よりかなり地震活動が活発なのでは」という質問があり、2025年1月から4月と、2026年1月から4月までの日本列島およびその周辺海域の地震発生数について客観的に調べてみました。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 3月16日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。今週号では5月1日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。
DuMAニュースレターバックナンバーはお待ち下さい
◆ 2026年4月27日にまぐまぐでDuMA・News Letter 16号が発刊されました。
● 地震を巡るデマがSNSで拡散 : 青森県で最大震度5強を観測した4月20日の地震発生後、X(旧ツイッター)などのSNSでは、「人工地震だ」といったデマや誤情報が拡散されている事がわかりました。
人工地震説は、大きな地震発生後に繰り返し現れる典型的なデマの一種です。東日本大震災(2011年)や熊本地震(2016年)の際にも、「不自然に同時多発的」「特定の国や施設が関与している」などの主張がSNS上で拡散されました。
この問題への対処としては、単に否定するだけでなく、なぜ信じられるのかという背景を理解し、分かりやすい科学的説明を継続的に発信することが重要と考えます。
● 首都圏の地下天気図® : 2026年3月9日のニュースレターに続き、首都圏の地下天気図®です。お示しする図は4月23日のMタイプ地下天気図®で、解析の深さを地下20kmとしています。 DuMAニュースレターバックナンバーはお待ち下さい
● 4月20日に三陸沖で発生したM7.7の地震について (号外) : 4月20日16時53分、三陸沖(岩手県沖)でマグニチュード7.7(気象庁暫定値)が発生し、津波警報が発令されました。この地震の発生に伴い、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。
この注意情報は昨年12月にこの仕組みの運用が開始されてから最初に発表され、今回が2度目となります。この情報の意味はまだ世の中には周知されていない事が各種メディアのアンケートでも明らかとなっています。 本号外では、今後起こり得る事についての可能性を解説しています。 CSOがアメプラに出演しました。【後発地震注意情報】青森・北海道沖で震度5強 専門家「スマホと水が重要」地震の備え|アベプラ(2026.04.21)
● PRELUDE衛星の打ち上げ:日が決定いたしました。 打ち上げ予定日:2026年4月23日(木)
打ち上げ予定時刻:12時09分(日本時間)
また、Rocket Lab社によるロケット打ち上げのライブ中継も予定されております:
さらに、日本大学理工学部においてライブビューを開催いたします。
打ち上げライブビュー
船橋キャンパス 14号館5階 1451教室
11時30分頃 ~ 13時過ぎ
衛星との初通信(First Voice)
船橋キャンパス 3号館2階 324号室
14時40分頃 ~ 15時30分頃
これらの様子は静岡県立大学グローバル地域センターのYouTubeチャンネルにてライブ配信予定です:
◆ 2026年4月20日にまぐまぐでDuMA・News Letter 15号が発刊されました。
● 長野県北部でまとまった地震活動発生 : 4月18日午後1時20分頃、長野県北部を震源とする地震があり、大町市で震度5強、長野市で震度5弱を観測しました。午後2時54分頃にもほぼ同じ場所で地震があり、両市で震度5弱を記録しました。
この長野県北部で発生した一連の地震活動について、信州大学の広内大助教授は本州を東西に分ける「糸魚川─静岡構造線断層帯(糸静線)」と関係する断層が動いた可能性があるとの見方を示しています。
糸魚川ー静岡構造線は日本列島を横断する大断層帯で、特に諏訪湖より北側(長野県北部~新潟県境付近)は内陸でも有数の活動的な区間とされています。地質調査やトレンチ調査から、この地域では数千年スケールで繰り返し大きな地震が起きてきたことがわかっています。 ● (2026年1月19日のNLから) 富山・岐阜・長野県境でまとまった地震活動 : 気象庁によりますと、1月15日午後、富山県・岐阜・長野県境を震源とする地震活動が開始しました。16日までに気象庁は400個近くの地震発生を確認しています。
この地域は、北アルプス地域という事で、中部地方では比較的地震活動が活発な地域です。但し基本的に火山地帯という事もあり、マグニチュード6を超える地震は気象庁のデータが残る1923年以降でこれまで確認されていません。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は3月2日のニュースレターに続き、4月17日時点の東北地方海域を中心としたLタイプ地下天気図®をお示しします。3月2日のニュースレターで「茨城県・千葉県の地震活動静穏化がほとんど消失した」という事を報告させて頂きました。その後の推移について報告させて頂きます。 DuMAニュースレターバックナンバーはお待ち下さい
● 熊本地震から10年 : 2016年4月14日21時26分、熊本地方でマグニチュード(M)6.5 の地震が発生し、熊本県益城町で震度7を観測しました。その約28時間後の4月16日01時25分、同じ熊本地方で M7.3 の地震(この地震が本震と定義された)が発生し、熊本県西原村と熊本県益城町で再び震度7を観測しました。
このように2日間のうちに同一地域で2度も震度7が観測されたのは、気象庁の観測史上初めてのことでした。 4月14日のM6.5の地震の発生以降、大分県中部や熊本県阿蘇地方でも多数の地震が発生するなど、地震活動域は熊本地方から阿蘇地方、さらに大分県中部にまで帯状に広がりました。
● 熊本地震(2016)の被害の特徴 : 熊本地震は、4月14日の前震(M6.5)と16日の本震(M7.3)という「連続する大きな地震」が特徴的でした。このため、被害は一度で終わらず時間をかけて拡大した点が大きな特徴でした。 熊本地震では、1981年以降の「新耐震基準」の建物でも、倒壊や損傷が見られました。特に、接合部(柱と梁のつなぎ目)や施工不良がある建物で被害が目立ちました。つまり、設計基準だけでなく、施工の質や地盤条件も重要であることが明らかになりました。
● 日本列島陸域の地下天気図® : 2月23日のニュースレターに続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は4月10日時点のMタイプの地下天気図®をお示しします。
● 今月は熊本地震から10年 : 2016年4月14日、熊本でマグニチュード6.5の地震が発生し、震度7を益城町で観測しました。その28時間後の4月16日には再びマグニチュー7.3の地震が発生し、西原村と益城町で震度7を観測しました。
気象庁はこの地震活動を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名しました。
この地震では最終的に死者は277人、負傷者はおよそ2,800人に上りました。
● NHKで富士山噴火に関する特集番組 : NHKスペシャルで、富士山大噴火 迫る“灰色の悪夢”という特集が2回連続で放映されます。
前編 NHK 総合 4月5日(日)夜 9:00放送
(再放送は4月7日ないし8日の深夜)
後編 NHK 総合 4月12日(日)夜 9:00放送
なお前編・後編ともに4月19日(日)夜 9:49までNHK ONEで配信となります。
● 北海道および九州の地下天気図® : 今週号では、2月16日のニュースレターに引き続き、北海道と九州および南西諸島を含む領域の4月2日時点の地下天気図®をお示しします。いずれもLタイプとなっています。
● 熊本県南部で少し心配な地震活動 : 今年は熊本地震から10年という節目の年ですが、水俣市周辺で3月15日ごろから群発地震活動が開始しています。 まだ観測された震度は最大でも3ほどで、有感地震となったのは30個ほどですが、すでに体に感じない地震は20日までに900個以上が観測されています。 その後21日夜に初めて震度4を観測する地震が発生しました。ただマグニチュードは3.3と小さいものでした。
● 東海地方以西の地下天気図® : 2026年2月9日のニュースレターに続き、今週は中部・近畿・中国・四国地方のLタイプ地下天気図®をお示しします。
前回の報告と状況はほとんど変わっていない事がわかりました。最も注意を払う必要のあるのは、これまで同様紀伊半島を中心とした地域の静穏化です。
● 今週号ではダッシュボードを更新いたしました。
● 来週3月30日は、第5月曜日のため、DuMAニュースレターは休刊となります。
DuMAnews20260323のダウンロードはこちら
● 北海道沖での歪の集中について : 今年3月2日のニュースレターで「北海道沖の地震活動の異常」について触れさせて頂き、現時点で北海道沖ではそのb値が0.6程度まで低下している事をお伝えしました。
『 低b値 = 高応力状態 = 歪が蓄積している状態 』という事なのですが、今週号では、中部大学の井筒潤教授の計算結果をお示ししたいと思います。
また前震活動ではb値が小さい事が経験的にも知られており、実際東日本大震災前の3月9日から発生した地震群はb値が通常の地震活動よりかなり小さかった事が明らかになっています。
● テレビ静岡の地震特集 : 今週号ではテレビ静岡の南海トラフ巨大地震の特集についても紹介させて頂きました。ぜひご覧頂ければと思います。
● 日本およびその周辺の広域の地下天気図® : 昨年12月29日以来となりますが、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。今週号では3月12日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。
この日本列島広域の地下天気図®で対象とするマグニチュードは7以上の地震です。この所の活発な地震活動のため、北海道沖でかなり地震活動が活発化(赤い領域の存在)している事がわかります。 DuMAnews20260316のダウンロードはこちら
● 東日本大震災から15年 : この3月11日で2011年の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から満15年が経過します。メディアでも色々な特集が組まれています。 この地震では津波による人的被害が甚大となりました。東日本大震災以降、日本では津波避難に対する意識は確実に高まったと思います
また「揺れたらすぐ高台へ」という基本原則は広く知られるようになったと思います。しかし実際の災害では、家族を探しに戻る、様子を見に行くなど、人間の心理が避難の遅れを生むことが多いことも明らかになっています。
● 首都圏の地下天気図® : 2026年2月2日のニュースレターに続き、首都圏の地下天気図®です。 今週は3月6日時点のMタイプ地下天気図®で、解析の深さを地下20kmとした図になります。
前回および前々回(2025年12月22日)の解析で、茨城県およびその沖合、千葉県に顕著な地震活動静穏化領域(青い領域)が出現している事をお知らせしましたが、今回の解析で、その静穏化がかなり解消傾向である事が判明しました。
● 北海道沖の地震活動の異常について: 先週の2月23日のニュースレターで、北海道から千島列島に沿った
千島海溝沿いで巨大地震発生の可能性が高まっているという事を紹介いたしました。
b値は通常は1程度を示す事が多いのですが、現時点で北海道沖ではその値が0.6程度まで低下している事を楠城(なんじょう)博士らの論文示しています。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は1月26日のニュースレターに続き、2月26日時点の東北地方海域の
Lタイプ地下天気図®をお示しします。
● アルマゲドン地震とは? : この言葉は千島海溝沿いで約400年周期で発生すると考えられている巨大地震をさす言葉です。ちなみに「アルマゲドン(Armageddon)」とは、聖書に登場する終末的戦いの地名で、「破滅的規模」を象徴する言葉です。 北海道沖から北方領土沖にかけての千島海溝では、過去に非常に大きな地震が繰り返し発生してきたことが、地質調査や津波堆積物の研究から明らかになっています。
北海道東部(特に根室・釧路周辺)では、過去の津波堆積物の調査により、約300〜400年おきに非常に大きな津波が襲来していた痕跡が見つかっています。 これらの研究から、「千島海溝では複数の震源域が連動する超巨大地震が、数百年スケールで発生している可能性」が指摘されるようになったのです。
● 日本列島陸域の地下天気図® : 1月19日のニュースレターに続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は2月20日時点のMタイプの地下天気図®をお示しします。
前回の報告と少し状況が変わっていなる事がわかりました。
● 2026年1月の地震活動概観 : 1月は日本列島およびその周辺でマグニチュード5以上の地震は18個発生しました。1月6日には島根県東部で発生したマグニチュード6.4の地震で、震度5強を観測しました。幸い強い雪の予報は1月8日からという事で、雪と地震との複合災害になる事は避けられました。
● 2011年3月12日に発生した長野県北部地震(栄村地震)について : 今年は東日本大震災(2011年3月11日)から15年という節目の年となります。実は大震災の翌日に長野県北部地震(M6.7, 最大震度6強)が発生しています。 この地震は「忘れられた震災」と後年呼ばれるようになり、震源地の長野県栄村では「栄村大震災」と呼ぶようになりました。 発生が東日本大震災の翌日であった事から、国全体の対応が東北地方に集中してしまい、報道も当然の事ながら東北が中心でした。
さらに支援物資・人員の確保も困難で、心理的に「見えにくい災害」となってしまったのです。そのため、「忘れられた被災地」とも言われたのです。
● 北海道および九州の地下天気図® : 1月12日のニュースレターに続き、今週は北海道および九州のLタイプ地下天気図®をお示しします。 前回の報告と状況はほとんど変わっていない事がわかりました。最も注意を払う必要のあるのは、紀伊半島を中心とした地域の静穏化です。
● 南鳥島沖の深海6,000mからレアアース泥回収成功 : 南鳥島近海の深海6,000mから海洋研究開発機構(JAMSTEC)所属の地球深部探査船「ちきゅう」がレアアースの試掘に成功したとのニュースがメディアを賑わしています。 「ちきゅう」はアメリカ、日本および欧州各国が共同で開始した統合国際深海掘削計画(IODP)の推進のために日本政府が建造した世界最高水準の科学掘削船(竣工:2005年7月)です。
今回、深海から採泥に成功したのは、ライザー掘削という手法を用いた事が挙げられます。今週号ではこのライザー掘削について解説しています。
● 東海地方以西の地下天気図® : 1月5日のニュースレターに続き、今週は中部・近畿・中国・四国地方のLタイプ地下天気図®をお示しします。 前回の報告と状況はほとんど変わっていない事がわかりました。最も注意を払う必要のあるのは、紀伊半島を中心とした地域の静穏化です。 DuMAnews20260209のダウンロードはこちら
● 房総半島南部でややまとまった地震活動 : 1月29日より、房総半島・鴨川市周辺で、少しまとまった地震活動が発生しています。1月31日時点では、まだ最大の地震でもマグニチュード4.5と、他の地域で発生したのであればあまり問題にならないレベルです。
首都圏の地下天気図® : 2025年12月22日のニュースレターに続き、首都圏の地下天気図®です。次にお示しする図は1月30日時点のMタイプ地下天気図®で、解析の深さを地下20kmとしています。
前回の解析で、茨城県沖に顕著な地震活動静穏化領域(青い領域)が出現している事をお知らせしましたが、今回の解析では、静穏化領域がさらに拡大している事がわかりました。
● 群馬県草津町・本白根山噴火から8年 : 2018年1月23日10時2分頃、本白根山の鏡池の北側の白根火山ロープウェイ山頂駅の南側で噴火が発生しました。この噴火で草津国際スキー場に多数の噴石が落下し、スキー場で訓練中だった自衛隊員のうち1人が部下を守り、噴石にあたり殉職されました。
本白根山では噴火3分前の9時59分から火山性微動が発生し、10時0分頃から約2分間の隆起とその後の沈降が傾斜計で観測されました。しかしそれ以前には火山性微動や地震といった火山活動を示すデータは観測されておらず、前兆のない突然の噴火でした。
2018年の噴火以前の活動記録がないとされていた本白根山ですが、直近では約200年前の江戸時代後期に噴火していた可能性があるという事も最近わかってきました。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は1月23日時点の東北地方海域のLタイプ地下天気図®をお示しします。 関東地方の地震活動静穏化領域(青い領域)はかなり確度の高い異常と考えています。今週号では茨城県における地下天気図時間変化のグラフを掲載しています。
● 阪神・淡路大震災から31年 : 死者6434人を出した阪神・淡路大震災は、1月17日で発生から31年となりました。 震災は1995年1月17日午前5時46分に発生しました。兵庫県の淡路島北部を震源とし、地震の規模を示すマグニチュードは7.3、阪神地域で観測史上初めて最大震度7を観測しました。
最終的な人的被害は災害関連死を含めて6434人とされています。この地震は、戦後初めて高度経済成長をr遂げた大都市が襲われ、地震対策や人命救助から復旧・復興までさまざまな課題が露呈した地震でした。
● 首都直下地震の被害想定 : 現在公表されている被害想定には、たとえば道路では、考慮されているのは橋梁部分の落橋や亀裂等の被害であり、道路に隣接する地域の建物や電柱の倒壊や火災による延焼や土砂崩れ、液状化などは入っていません。 鉄道についても、高架橋や橋梁の被害が対象となっており、沿線の建物倒壊や延焼による架線の消失、土砂崩れによる線路の閉塞などは考慮されていません。
現状の被害想定はかなり控えめな想定と言わざるを得ないのが実情です。
● 富山・岐阜・長野県境でまとまった地震活動 : 気象庁によりますと、1月15日午後、富山県・岐阜・長野県境を震源とする地震活動が開始しました。16日までに気象庁は400個近くの地震発生を確認しています。
この地域は、北アルプス地域という事で、中部地方では比較的地震活動が活発な地域です。但し基本的に火山地帯という事もあり、マグニチュード6を超える地震は気象庁のデータが残る1923年以降でこれまで確認されていません。
● 日本列島陸域の地下天気図® : 昨年12月8日のニュースレターに続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は1月15日時点のMタイプの地下天気図®をお示しします。
● 2025年の地震活動概観 : 2025年に日本列島およびその周辺でマグニチュード6を超える地震は21個発生しました。この中で最大の地震は12月8日に青森県東方沖で発生したマグニチュード7.5の地震でした。
それ以外にマグニチュード7を超えた地震は台湾東部で12月28日にマグニチュード7.0の地震が発生しています。 全体を通して言える事は、東北沖や北海道沖でかなり活発な地震活動が発生した1年であったと思います。特に12月8日の地震をきっかけに、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が制度制定後初めて発令されました。
● 島根県東部の地震 : 1月6日、島根県東部で震度5強を観測する地震が発生しました。島根県東部から鳥取県西部にかけては未知の活断層も多く分布しているとされ、2000年には鳥取県西部地震(M7.3)も発生しています。 幸い1月6日の地震では死者は出ませんでしたが、今後、さらに大きな地震が発生する可能性があるかが地震学的にも、社会生活を行う上でも大きな関心事かと思います。
● 北海道および九州の地下天気図® : 今週号では、昨年12月1日のニュースレターに引き続き、北海道と九州および南西諸島を含む領域の地下天気図®をお示しします。いずれもLタイプとなっています。
新年明けましておめでとうございます。今年もDuMAニュースレターをよろしくお願い申し上げます。
● 2025年12月の地震活動概観 : 12月は8日に青森沖でマグニチュード7.5の地震が発生し、一時津波警報も発令されました。さらに史上初めて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」というものが発令され、大きなニュースとなりました。
● 東海地方以西の地下天気図® : 昨年11月24日のニュースレターに続き、今週は中部・近畿・中国・四国地方のLタイプ地下天気図®をお示しします。
DuMAnews20260105のダウンロードはこちら
● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 11月17日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。 今週号では12月26日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。
● 今週号ではダッシュボードを更新いたしました。 ● 2025年もお世話になりました : おかげさまで2025年はなんとか無事終えられそうです。
今年は昨年の南海トラフ臨時情報に続き、後発地震注意報が12月9日に初めて発令されました。
日本列島全体が少し地震学的に騒がしくなっているのかもしれません。
DuMAでは、来年は地下天気図だけでなく、新たな解析手法も加えて情報提供していきたいと考えています。 今後ともDuMAニュースレターをよろしくお願い申し上げます。
● 首都直下地震の被害想定見直し : 政府の中央防災会議の作業部会が12月19日に見直した被害想定を公表しました。 但し、現在の被害想定の手法は過去の被災データに基づいているため、日本では高層建築物が地震で倒壊した事例が存在しません。それゆえタワーマンションなどの被害はゼロと評価されています。そのため実際のリスクを十分に反映できていない可能性についても指摘等もなされています。
また今回の被害想定で『要対処人口』という新指標が示されました。これまでの地震被害から、避難者1万人あたり40~100人の災害関連死が発生するとの指摘があり、たとえば人工透析患者の方にとって停電の長期化は生死に関わる状況となる可能性も存在します。
● 首都圏の地下天気図® : 久しぶりに首都圏の地下天気図®です。首都圏の下には沈み込むフィリピン海プレートと太平洋プレートが存在し、極めて複雑な地下構造となっています。
茨城県沖に地震活動静穏化領域(青い領域 New Kk)が出現している事がわかりました。(Kkとして ダッシュボードに新規アップ)
● 青森沖でマグニチュード7.5、震度6強の地震発生 : 12月8日23時15分ごろ、青森沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、津波警報が発令されました。
その後、青森沖では916個の地震を気象庁は観測しています。そのうち30個ほどが有感地震となっています。これは陸地から離れているために、かなりの地震が「無感地震」として気象庁の震度データベースには含まれないためです。 DuMAでは当該地域周辺に数ヶ月前から地震活動静穏化現象が出現している事を12月1日、11月10日、10月27日等のニュースレターでも報告させて頂いておりました。
● 青森沖の地震活動の推移 : 8日の地震発生のあと、12日にはマグニチュード6.9の地震が発生し、一時津波注意報が発令されました。その後、再び当該地域での地震活動が活発になっています。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は12月12日時点の東北地方海域のMタイプ地下天気図®をお示しします。青森県沖・北海道南東沖の日本海溝の地震活動静穏化が消えている事がわかりました。 気になる変化として、関東地方の地震活動静穏化領域(青い領域)が目立つようになった事が挙げられます。 DuMAnews20251215のダウンロードはこちら
● 11月の地震活動概観 : 11月で特筆すべき活動は岩手県沖で非常に活発な地震活動が発生したことです。もし、この地震活動が陸域で発生していれば、毎日大きなニュースとなり、震度6強や7を観測する被害地震になった可能性が極めて高い活動でした。
さらに11月25日に熊本県で9年ぶりに最大震度5強を観測したマグニチュード5.8の地震が目立った活動でした。熊本地震はまだ終わっていないという事を実感させた地震でした。
● 読売新聞の報道から : 12月6日の読売新聞に公表されたニュースで、7月のカムチャッカ半島沖の地震に伴う津波警報の際に、避難した住民の過半数が車で避難しており、国が「原則徒歩避難」としている事が浸透していないという記事がありました。
地震発生場所により、陸地までの到達時間が大きく異なり、その事を勘案した避難方法の検討や啓発が求められるのだと思います。
● 日本列島陸域の地下天気図® : 11月3日のニュースレターに続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図解析です。今週は12月5日時点のMタイプの地下天気図®をお示しします。 DuMAnews20251208のダウンロードはこちら
● 熊本で9年ぶりに震度5強の地震発生 : 11月25日、熊本県で2016年以来の震度5強を観測する地震が発生しました。 地震の規模はマグニチュード5.8と報告されています。熊本県で震度5強を観測したのは、2016年4月の熊本地震以来の事でした。
● 今回の熊本の地震が示唆するもの : 熊本地震が発生した断層系の東側には大分県からさらに四国の中央構造線に伸びる断層系が存在しています。戦国時代には、以下のようにかなりの規模の地震がたて続けに発生したことが知られています。(■慶長(1596年)年間の3連動大地震)
1596年9月1日、慶長伊予地震(M7クラス)、愛媛の中央構造線沿いで発生したと考えられている。
1596年9月4日、慶長豊後地震(M7クラス)、別府湾地震、大分地震とも呼ばれている。別府湾に津波が襲来したことが知られている。
1596年9月5日、慶長伏見地震(M7.5前後)、伏見城天守閣、東寺などが倒壊、豊臣家滅亡へとつながった地震とも言える地震。
今週号では、少し中央構造線沿いの地震活動に変化がみられた事を報告しています。
● 北海道および九州の地下天気図® : 今週号では、10月27日のニュースレターに引き続き、北海道と九州および南西諸島を含む領域の地下天気図®をお示しします。いずれもLタイプとなっています。 DuMAnews20251201のダウンロードはこちら





コメント