・DuMA CSO : 長尾 年恭
(日本地震予知学会会長・
東海大学&静岡県立大学客員教授)
・静岡県立大学特任教授 : 鴨川 仁(UNISEC理事)
(静岡県立大学グローバル地域センター)
・日本大学理工学部准教授:山崎 政彦
(UNISEC副理事長)
日本で初めての、地震予知研究のための人工衛星:日本大学理工学部・山﨑政彦研究室と、静岡県立大学グローバル地域センターが、共同で設計中および開発中の超小型衛星「プレリュード(PRELUDE)」の研究資金が不足しています。研究援助のための緊急・寄付金をお願いいたします。
地下で起る地震の先行現象が、宇宙で電磁気学的な観測を人工衛星で観測することが、1990年代後半より、世界で研究されるようになりました。フランスは2004年地震先行現象観測に特化した「デメーター」(Detection of Electro-Magnetic Emissions Transmitted from Earthquake Regions: DEMETER)
地震衛星を打ち上げ、中国は2018年2月に「CSES衛星1号機」(China Seismo-Electromagnetic Satellite)を打ち上げました。 ※:地震予知研究のための人工衛星「デメーター」(フランス)の例
日本も地震先行現象研究の小型衛星の必要性を長年JAXA(宇宙航空研究開発機構)に説明し、2023年に日本大学理工学部・山﨑政彦准教授が研究主幹*)として静岡県立大学グローバル地域センター(DuMA CSO所属)と、共同で設計中および開発中の超小型衛星「プレリュード(PRELUDE)」が、JAXAの革新的衛星技術実証プログラムに選定されました。この「プレリュード(PRELUDE)」衛星で大地震・先行現象(衛星によるLAIカップリング仮説による地震予知テクノロジー) の科学的理解が飛躍的に進む事が期待されます。
衛星作成は佳境に入っており、日本大学、静岡県立大学、東海大学やUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)等がすでに4,500万円ほどの資金をこの「プレリュード(PRELUDE)」衛星作成に支出して参りました。
ところがウクライナ紛争等の影響で、半導体や部品値上がり、各種試験費用の値上がり等で、今年度中の資金(緊急)が約800万円不足しています。研究援助のための緊急・寄付金をお願いしています。
*) 参考:山崎研究室 YouTube
寄付者は税制優遇処置を受けることが出来ます(還付金は最大40%)。
(クレジットカード、銀行振込、他)
※ご寄付下さいました皆さまには、確定申告で使える寄付証明書を郵送いたします。
(ご自宅住所のご教示(フォームに記入)をお願いします)
https://unisec.jp/support/donation (←クリックして下さい)
<<背景>>
以下は、フランスの地震先行現象観測に特化した人工衛星「DEMETER」による観測結果で、
地震発生の数時間前に顕著な異常(4シグマσを超える、(下図の先行的な) 異常と思われる部分= 統計的には極めて確度の高い有意な異常)が出現している事が判明しました。(上記Video参照)
今回、日本の地震先行現象研究の小型衛星「プレリュード(PRELUDE)」では、これまで、フランスの地震先行現象観測に特化した人工衛星「DEMETER」や他の観測から特に有望と思われる
①夜間電磁波強度減少と
②プラズマ電子の増加に 特化した観測を行います。(下図:参照)
また小型衛星「プレリュード(PRELUDE)」の構造は6U(6ユニット)という10cm角の立方体が6個組み合わさった大きさとなっています。
ご質問・お問合せは
大学宇宙工学コンソーシアム(University Space Engineering Consortium、略称:UNISEC) info@unisec.jp または、DuMA事務局(info@duma.co.jp)までお願い致します。
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