M>6.5 以 上 の 地 震 の 前 兆 現 象 を サ イ エ ン ス す る

  • 祥伝社新書より『地震前兆現象を科学する(長尾年恭・織原義明 共著)が 出版されました。  

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 DuMAは東海大学/地震予知研究センターや、地震前兆・予兆現象をサイエンスする研究者の方々と連携を組んいます。日本の大学や他の研究機関でも、地震前兆・予兆現象をサイエンスする研究者は数が少ないですが、研究は行われています。

 図20の表は、地震地質学で研究している前兆滑り以外の、地震前兆・予兆現象の研究の分類と各大学研究機関と活動状況です。

   図21の表は、阪神・淡路大震災以降の主なM6.5以上の地震について、図21で述べた主な手法を適用して、前兆的変動の有無を暫定的にまとめたものです。これらはすべて”地震発生後”に、地震前兆・予兆現象が、観察されている手法で前兆的変動があったかどうか検証・解析したものです。適切な予算措置がなされ、常時モニターできるように観測網が整備できれば、”地震発生前”のモニターの実用化は可能になるでしょう。

 DuMAが、ニュースレターで提供していく【地下天気図®】は、東海大学/地震予知研究センターで開発された、『SPI=eismic Pattern Informatics』【サイズミック(地震活動度の)パターン・インフォマティクス】、という地震の活動度・静穏化の状態を数値モデル化し、【RTM】という地震活動評価のためアルゴリズムで計算され、可視化した 地下の天気図®です。

【図20】

地下天気図®

【図21】

VLF 帯パルス電磁波観測装置の開発~地震先行現象の存在証明にむけて~東海大学海洋研究所研究報告 第37号(2016)

東海大学海洋研究所地震予知研究センターでは,いわゆる国の地震予知研究計画にVLF 帯でのパルス電磁波の観測を現在のテクノロジーで再挑戦したいというプロポーザルを提出し,2014 年度から開始された,「災害の軽減に貢 献するための地震火山観測研究計画」でその計画が 採択され,2018年度までの5 ヶ年計画の中で正式に 実施する事が承認された.

◆『LAI Coupling仮説』テクノロジー 

  地圏―大気圏―電離圏 カップリング(LAIC)仮説に基づく地震前兆・予兆現象研究 

      地震の前兆・予兆現象が 地圏での震源域から電磁気的シグナルが発せられて、連動して(カップリング)大気圏・電離層で電波の乱れ

  などでその前兆・予兆現象が観察される、という仮説。 

『SPI』テクノロジー SPI=eismic Pattern Informatics』

         【サイズミック(地震活動度の)パターン インフォマティクス】

  「臨界現象の物理学」の応用や、PI(パターン・インフォマティックス)を用いての地震活動の定量化アルゴリズムなどの研究。

   阪神大震災後の地震観測網整備のお陰で研究できるデーターがそろった。

  【RTM法】とは,上記『SPI』法の1つで、東海大学が新しく開発してきた地震活動評価のためアルゴリズムです。

  

   インフォマティクスは情報学とも訳され、情報科学(Information Science)、情報処理(Information Processing)、

   情報システム(Information System)の設計などを含む分野である。インフォマティクスという語自体は、科学的な

   自動情報処理技術を記述する意味で「information」と「automation」を融合させた造語。今までの鑑別診断が困難

   だった疾患に対して遺伝子発現をパターン 認識を用いて鑑別判断を行うこともコストが見合えば可能になりつつあり、

   バイオ インフォマティクスや 地震予知などに 研究が始まっている。

 

私たちDuMAが考えている地震直前予知のための地震前兆・予兆現象の研究概念図が 下記トップページのイラストです。

地圏―大気圏―電離圏カップリング(LAIC)仮説に基づく地震前兆・予兆現象の研究と

SPI』テクノロジーに基づく『RTM』法による『地下天気図®』解析が DuMAの活動の研究領域です。

 地圏(Lithosphere)―大気圏(Atmosphere)―電離圏(Ionosphere)

    地圏(Lithosphere): 岩石圏、岩圏とも呼ばれ、地球の地殻とマントル最上部の固い岩盤を併せた部分の総称

地圏(Lithosphere)
連動する
(カップリング)
大気圏(Atmosphere)―電離圏(Ionosphere)

地 下 気 象 研 究 所

Down Under Meteorological Agency

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