6月25日銚子沖地震に関するコメント(号外)


6月25日銚子沖地震に関するコメント(号外) ● 今朝(6月25日)の未明、銚子沖合でマグニチュード6.1(気象庁暫定値)の地震が発生しました。

 気象庁は「東日本大震災の余震の可能性が高い」というコメントを発表し、今後1週間程度最大震度5弱程度の揺れをもたらす地震に注意というある意味、定型的なコメントを発表しました。

 我々が今、最も知りたいのは、「この地震がさらに大きな地震の前触れかどうが」という点だと思います。これには現在わかっている地震学の知見を可能な限り適用して判断していく事が必要です。

 まず、熊本地震のように、今後さらに大きな地震が発生する場合は、同じような規模の地震が発生するかどうかという事が鍵となります。もし、マグニチュード6ないし5.5程度の地震が発生するかどうかに注目して下さい。この場合は今後さらに大きな地震が発生する可能性が極めて高くなります。報道を注視してください。

別の言い方をしますと、半日から1日程度様子をみて、大きめの粒ぞろいの地震が発生するか否かが鍵となります。DuMAでは5月6日の号外で、まさに銚子沖のこの地域に歪が溜まっているという事をお伝えしておりました。ぜひ4月13日号3月2日号をもう一度ご覧になって頂ければと思います。

● 未明の地震で、ダッシュボードで(C)でお示ししました房総半島沖(銚子沖)の静穏化解消に伴う地震が発生した可能性が高いと判断しています。

6月22日にまぐまぐでDuMANewsLetter第24号が発刊されました● 養老断層系で地震: 6月17日、岐阜県で最大震度4を記録する地震がありました。この地震の震源は岐阜県美濃中西部で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は4.4という大きさでした。 この地震は中部日本を走る養老断層系(養老ー桑名ー四日市断層帯)で発生したと考えられます。この地震をなぜこのニュースレターで特別に取り上げるのか、その理由は、実は養老断層系はA級の活断層で、最大でマグニチュード8の地震を発生する能力があるとされているからです(政府・地震調査研究推進本部による)。

養老断層の重要性はその位置が中部地方と近畿地方との交通の要衝に位置している事です。

今週は5月11日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図解析結果です。今週号では、これまで報告して参りました静穏化異常に変化が観測されました。

● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 今週は5月18日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。

今週お示しするのは6月19日時点のLタイプ地下天気図®です。Mタイプもほとんど同様の地下天気図®となっています。 ● 来週6月29日は、第5月曜日のため、DuMAニュースレターは休刊となります。

6月15日にまぐまぐでDuMANewsLetter第23号が発刊されました● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 今週号では、これまでと違い、まず地下天気図®解析の結果をお示しします。 今週は5月11日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。今週号では、これまで報告して参りました静穏化異常に変化が観測されました。 そして今回の静穏化異常と2018年6月の大阪北部地震前の異常との違いについて考察しています。

● 中部・近畿・中国・四国地方の地震活動の状況 : 今週号では、中部、近畿、中国、四国地方の2018年以降の地震活動について考察を行ないました。2018年以降では、2回のマグニチュード6以上の地震が発生しています。さらにこの5月下旬から始まった上高地での群発地震活動が極めて大きな活動である事がおわかり頂ける図となっています。

6月8日にまぐまぐでDuMANewsLetter第22号が発刊。 ● 2020年5月の地震活動概観 : 5月は首都圏で緊急地震速報が立て続けに流れた事もあり、「最近地震が多い」「首都直下地震の前触れか」といったSNSも多くみかけれられました。5月には日本列島全体でマグニチュード5以上の地震が15個発生しました。4月が9個、3月が8個の発生でしたから、5月はやはり地震活動が少し活発であったと言えるでしょう。 特に関東地方から東北沖合でまとまった地震発生がありました。これらの地震はすべて沈み込む太平洋プレートの上面で発生しており、広い意味では東日本大震災の余震と言える活動です。

● 長野・岐阜県境での活発な地震活動(上高地周辺)の続報) : 4月23日以降、長野・岐阜県境付近で活発な地震活動が続いています。6月5日までにマグニチュード5以上の地震が5個発生しており、震源が北北西-南南東に並んでいる事がわかりました。また震源が南側から北側へ移動している事が確認されています。

有感地震としては、まだ200回程度ですが、実は体に感じない小さな地震まで数えますと、すでに18,000個もの地震が発生しているのです。

● 日本列島陸域の地下天気図®: 4月27日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は6月5日時点のLタイプおよびMタイプの地下天気図®をお示しします。

6月1日にまぐまぐでDuMANewsLetter第21号が発刊● 東京湾内で少しまとまった地震活動が発生; 5月20日以降、東京湾内で少しまとまった地震活動が発生しています。もともと東京湾内は浅い地震が少なく、前回の活動といえるのは、2015年12月でした。今回の活動はそれ以来と言えるものです。この時の地震活動につきましては、2016年1月5日配信のニュースレターで解説しています。本号と合わせて、DuMAのサイトでぜひご覧くださいませ。

● 東北地方海域の地下天気図® : 4月20日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。 今週は5月29日時点のMタイプとLタイプの両方の地下天気図®をお示しします。

5月25日にまぐまぐでDuMANewsLetter第20号が発刊● 観測史上最大の地震をご存知でしょうか?: 今から60年前の1960年5月22日、南米チリでマグニチュード9.5の超巨大地震が発生しました。これは近代的な地震学が成立して以降、最大の地震でした。

実は超巨大地震の規模を正確に表現できるマグニチュードというものは、1970年代後半まで存在していませんでした。たとえば2011年の東日本大震災でも、気象庁が最初に発表したマグニチュードは8ちょっとの大きさでした。 巨大地震でも飽和せず、地震の規模を正確に表現するマグニチュードは、モーメント・マグニチュードと呼ばれており、金森博雄カリフォルニア工科大学教授が提唱し、現代の地震学では、デファクトスタンダードとして使われる事になりました。

巨大地震はある期間に集中して発生?:チリ地震の前後に、実はマグニチュード9クラスの地震が連続して起きていました。そして一連の巨大地震の発生は、1964年のアラスカ地震で終了しました。その後、40年間マグニチュード9クラスの地震は発生しませんでした。 2004年、スマトラ島沖でマグニチュード9を超える地震が発生し、死者22万人以上という大きな被害が津波によりもたらされました。その後立て続けに東日本大震災を含むマグニチュード9クラスの地震が発生したのです。 実は超巨大地震は特定の時期にまとまって発生していたのです。このような現象は古典的な地震学では説明できませんが、最新の統計物理学では、“長距離相関”という概念でこのようにある時期にまとまった活動が発生する事を説明しようという試みもなされるようになってきました。

首都圏の地下天気図® : 4月13日のニュースレターに続き、5月21日時点の首都圏に特化した地下天気図®です。首都圏の静穏化異常が消滅していることがわかりました。

 また5月20日より、東京湾内で小規模ですが、地震が頻発しています。

5月18日にまぐまぐでDuMANewsLetter第19号が発刊● 火山の話題 : 先週に引き続き、火山の話題です。気象庁は5月13日、全国の活火山の状況について発表しました。現在、火口周辺警報は9個の火山で発令されています。 また日常生活とは関係ありませんが、小笠原諸島の南硫黄島近傍の「福徳岡ノ場」と呼ばれる海底火山で、周辺の海域に影響を及ぼす噴火の恐れがあるとして、「噴火警報(周辺海域)」が発表されています。まさに日本列島は生きているという事だと思います。

● 日本およびその周辺の広域地下天気図®: 今週は現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。

今週号にはダッシュボードを掲載しました。

5月11日にまぐまぐでDuMANewsLetter第18号が発刊● 火山に関するニュース・話題 :今週号では桜島の状況および富士山噴火に関する最近の記事を紹介しています。

● 4月23日以降続いている長野県西部(上高地周辺)の地震活動について : 5月4日のニュースレターでこの話題に触れましたが、まだ活動は継続しています。このような浅い所で発生した群発地震の場合、それがさらに大きな地震発生に繋がる可能性は低いのですが、今回の長野県西部の場合はもう少し状況を見る必要がありそうです。

● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 3月23日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®です。これまで2018年の大阪北部地震の異常終了後、再び青い地震活動静穏化の異常が出現していましたが、この異常に変化がありました。

5月06日にまぐまぐでDuMANewsLetter 号外 が発刊。 (← クリック)

● 関東地方で2日続けて緊急地震速報が発令されました。これについて解説を行いたいと思います。

2日続けて関東地方で緊急地震速報 : コロナ渦の中、2晩続けて関東地方に緊急地震速報が発令されました。いずれの地震も広い意味での東日本大震災の余震と言うことができます。

緊急地震速報の限界 : 緊急地震速報が実用化されて、はや12年以上が経過しました。緊急地震速報は、地震発生後にその地震波が皆様の居住地に到達する前に、ITの力を用いて、情報をほぼ光速(毎秒30万km)で伝えるシステムです。しかし、このシステムは深い所で発生する地震について、警報を出すことは少し苦手なのです。この点についての解説を行ないました。

現在の関東地方の状況: 現在の関東地方は、地震活動が活発しており、極めて評価がしづらい状況です。そこで、地震活動を評価する古典的かつ有効な手法として、グーテンベルグ・リヒター則のグラフの傾きを用いたb値解析というものを適用してみました。

DuMANewsLetter 号外 20200506 ( クリック : 号外につき無料公開

5月04日にまぐまぐでDuMANewsLetter第17号(号外)が発刊。 ● 特別寄稿 DuMA/CEO 岡本 毅 複合災害への備え ~悲観的に準備して、楽観的に行動せよ~ 今週は「複合災害」をテーマとして、DuMA/CEOの岡本 毅が警察官僚の経験を活かして「複合災害への備え」と題して寄稿しました。また過去の危機管理入門についてもリンクを挿入してありますので、ぜひご一読頂ければと思います。 ● 2020年4月の地震活動概観 : 4月に日本列島およびその周辺海域で発生したマグニチュード5以上の地震は9個でした。最大の地震は4月20日に岩手沖で発生したマグニチュード6.2の地震でした。これは東日本大震災の余震です。 数そのものは問題ないレベルなのですが、発生した領域が関東・東北地方(海域を含む)と、長野県西部に集中しています。 この長野県西部の地震活動について、詳細な解析を行いました。この地震には明瞭な前震活動が存在していた事もわかりました。 ● DuMAニュースレターは、毎月 第1月曜日・第2月曜日・第3月曜日・第4月曜日(祝祭日を除く) 発行予定となっておりますが、最近はハッピーマンデーで月曜日が休日となる事も多いため、できるだけ月4回の発行を行なっていきたいと考えています。 5月4日は「みどりの日」で本来は休刊ですが、号外として発行させて頂きます。 ● 複合災害のコラム(ブログ)アップしました。  また複合災害についてのニュースレターを公開しました。2月3日にまぐまぐでDuMANewsLetter第5号

4月27日にまぐまぐでDuMANewsLetter第16号が発刊 ● 長野県西部でマグニチュード5.5の地震が発生:4月23日、長野県西部でマグニチュード(M)5.5、最大震度4を記録する内陸地震が発生しました。3月13日には能登半島でもM5.5の地震が発生しており、中部地方の地震活動が活発化している可能性があります。

● 日本列島陸域の地下天気図® : 3月16日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。また今週は先週報告致しました関東地方北部の地震活動について、追加解析を行ないました。

4月20日にまぐまぐでDuMANewsLetter第15号が発刊● 小笠原で深発地震 :小笠原諸島近傍で深発地震が発生し、“異常震域”と呼ばれる現象が発生しました。基本的には日本列島周辺のプレート配置が関係しており、日本列島の下に沈み込んでいる太平洋プレートが硬くかつ冷たい事が原因で、その結果プレート内部で地震波の減衰が小さく、地震波が選択的に太平洋プレートの中を伝わってくるためです。そのため、沈み込む太平洋プレートに近い東北地方がより大きく揺れるという現象です。

● 東北地方海域の地下天気図® : 3月9日のニュースレターに引き続き東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。東北地方では、岩手県を中心とした地震活動静穏化領域が再び出現している事がわかりました。また襟裳岬近傍におけるRTM時系列変化のグラフを更新しました。

4月13日にまぐまぐでDuMANewsLetter第14号が発刊● 熊本地震から4年 : 4月14日で熊本地震から丸4年となります。しかし仮設住宅(家賃なし)は入居期限があるため、その後復興住宅(家賃あり)に移った方も多くいらっしゃいます。ただ、かなりの割合の方が生活は苦しいとお答えになっています。やはり家賃が大きな問題で、それまで農村や山間部で代々持ち家に暮らしていた方にとっては純粋に家賃が負担増となってしまいました。 幸い、熊本地震以降、内陸でマグニチュード7を超える地震は発生していませんが、熊本地震のような地震は全国どこでも発生する可能性があるとお考え下さるようお願い致します。 ● 首都圏の地下天気図® : 3月2日のニュースレターに引き続き、4月10日時点の首都圏に特化した地下天気図®です。昨年12月以降、首都圏の地震活動が活発化しているようにも思える状況です。12日には茨城県南部でマグニチュード(M)5.1の地震が発生し、最大震度4を観測しました。11日には千葉県東方沖(銚子沖)でM4.5、M3.3の地震が発生しました。4月10日にも茨城沖でM4.0、4月2日にはやはり千葉県東方沖(銚子沖)でM4.2といった具合です。

● 先週お送りしましたDuMAダッシュボードに誤植等がありましたので、今週更新して再掲いたしました。

4月6日にまぐまぐでDuMANewsLetter第13号が発刊● 2020年3月の地震活動概観 : 2020年3月に日本およびその周辺で発生したマグニチュード(M)5を超える地震は8個でした。地震活動全般は比較的低調であったと判断できます。南西諸島・西表島近辺では少し活発な活動がありましたが、西表周辺では過去にも何度も群発地震活動が発生しています。3月は伊豆小笠原海溝沿いでも少しまとまった活動が発生しました。

● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 2月24日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。

3月23日にまぐまぐでDuMANewsLetter第12号が発刊 ● 複合災害 その3 : 2月3日のニュースレターで“複合災害”を取り上げ、大地震が積雪期に発生した場合の過去の事例を紹介しました。さらに火山噴火が山頂付近の雪を溶かす事で発生する火山泥流の悲惨な被害の実例も紹介しました。 3月2日には、地震発生時等の避難所について、感染防止の観点から、津波浸水想定地域以外では、可能ならご自宅で避難生活が行える事がベストであるという事をお伝えしました。  それは日本の避難所の状況が基本的に何十年も変わっておらず、体育館で雑魚寝という状況から脱却できていないためです。 ● フィリピンのタール火山: 今週号では1月に噴火したフィリピンのタール火山近郊の避難所がどのような状況であるかについてお知らせします。 ● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 2月17日のニュースレターに続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®です。今週は3月19日時点のMタイプ地下天気図®とLタイプ地下天気図®です。 来週3月30日は、第5月曜日のため、DuMAニュースレターは休刊となります。

3月16日にまぐまぐでDuMANewsLetter第11号が発刊 ● 能登半島で震度5強を観測する地震が発生 : 3月13日午前2時18分ごろ、能登半島で震度5強を観測する地震が発生しました。震源は能登半島西部で暫定マグニチュードは5.5と報告されています。この地域では1993年に能登半島沖でM6.6の地震が発生し、さらに2007年3月には今回の震源の西南西でM6.9という規模の被害地震が発生しています。

● 3月13日の能登半島の地震の位置付け: 今後の推移ですが、3月9日のニュースレターでお知らせしたDuMAダッシュボードでも、能登半島周辺で地震活動静穏化異常が出現中であった事に触れています。本文中では今後の可能性について現時点での解釈を記載しています。

● 日本列島陸域の地下天気図® : 2月10日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図解析です。今週は3月13日時点のLタイプとMタイプの2種類の地下天気図をお示ししています。

3月9日にまぐまぐでDuMANewsLetter第10号が発刊 ● 2020年2月の地震活動概観 : 2020年2月に日本およびその周辺で発生したマグニチュード(M)5を超える地震は9個でした。特に2月13日には択捉島沖でM7.2の地震が発生しました。この地震については2月17日のニュースレターでも速報いたしましたが、日本周辺では2016年の熊本地震以来のマグニチュード7を超える地震でした。 2月の地震活動で特徴的だったのは、関東地方およびその沖合で極めて活発な地震活動が発生していたという事です。 ● 東北地方海域の地下天気図® : 1月27日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。東北から北海道沖は前回までとは状況が少し変化してきた可能性があると考えています。 そこで今週は地下天気図®の空間分布だけではなく、千葉県銚子近傍、宮城県女川近傍および北海道襟裳岬近傍の3地点の地下天気図®時系列変化のグラフも併せてお示しする事にいたしました。

3月2日にまぐまぐでDuMANewsLetter第9号が発刊 ● 新型肺炎について思う事: 世の中、新型肺炎のニュース一色ですが、2月3日付けのニュースレターでは積雪期における地震で、想定外の建物圧潰の被害が出た事例のある事をお伝えしましたが、今まさに、避難所を開設しなければならない地震が発生した場合の感染防止をどう考えるかを真剣に議論しておくべきと強く感じる次第です。 結論を言いますと、津波で家が流されたりしてしまった場合を除き、実は震災後には、感染症を防ぐためにも、できるだけ自宅で避難生活を送る事がベストなのです。 ● M8アルゴリズム予測 その2 : 先週号でM8アルゴリズムの最新の予測をお示ししましたが、今週は同時に公開している対象マグニチュードを7.5とした予測です。日本周辺にも異常が出現している事がわかります。 ● 首都圏の地下天気図® : 1月20日のニュースレターに引き続き、2月28日時点の首都圏に特化した地下天気図®です。昨年12月3日、4日に震度4を記録する地震が関東地方の異なった3つの地点(茨城県南部、茨城県北部、栃木県北部)で発生しました。 それ以降も1月3日に千葉県東方沖で震度4、1月14日に茨城県南部で再び12月3日と同様の規模の地震が発生しました(M=4.8)を記録する地震が発生しました。 その後も2月1日未明には千葉県・銚子近傍でM5.0の地震と茨城南部でM5.3の地震、2月6日には茨城県沖でM5.7の地震が発生する等、中規模の地震が続けて発生している状況です。


2月24日にまぐまぐでDuMANewsLetter第8号が発刊 ● M8アルゴリズム: ロシアは旧ソビエト時代から地震活動度の理論的・数学的解析に多くのノウハウを持っており、そのための専門の研究所が存在します。 M8アルゴリズムはロシア科学アカデミーのV. Keilis-borok教授(その後カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)らのグループにより開発されたM8クラスの地震発生を5年程度のタイムスパンでの予測を行なうアルゴリズムです。 この手法の第三者機関での評価結果は約60%の予知率という結果が出ています。 今週号ではM8アルゴリズムの紹介と過去の実績をふまえ、現在の状況をお伝えします。 ● 日本およびその周辺の広域地下天気図®: 今週は1月13日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。今回は2月20日時点のLタイプおよびMタイプの2つの地下天気図®をお示しします。

2月17日にまぐまぐでDuMANewsLetter第7号が発刊されました ● 択捉島沖でマグニチュード7を超える地震が発生: 2月13日、択捉島南東沖でマグニチュード7.2(気象庁計測)の地震が発生し、北海道東部地域で震度4を観測しました。 この地震は『深発地震』と呼ばれるもので、155kmという深い所で発生しました(普通の地震は10~60kmほどの深さが多い)。またこの地域は、政府・地震調査委員会の長期評価でも2017年暮に巨大地震発生の切迫性がすでに指摘されている地域とななっています。 ● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図®: 1月6日のニュースレターに続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®です。近畿地方では非常に顕著な地震活動静穏化の異常が2017年の末から2018年にかけて出現し、その異常が最大になった時に大阪北部地震(2018年6月18日)が発生しました。 ● 地下天気図®の時間変化曲線: 地下天気図には、毎週お示ししている地図上に青い地震活動静穏化領域と赤い地震活動活性化領域が示されるもののほかに、ある地点(たとえば大阪とか名古屋とか)における時間変化を示したもの(時系列変化曲線)があります。今週号では神戸と和歌山県・串本における地下天気図®時間変化曲線をお示ししました。
2月10日にまぐまぐでDuMANewsLetter第6号が発刊 ● 2020年1月の地震活動概観と新型肺炎報道について: 2020年1月には日本列島およびその周辺海域でマグニチュード5以上の地震は5個発生しました。1月6日のニュースレターで、2019年12月には同様の地震が9個であった事を考えますと、1月は少し地震活動が低調であったと言えるのではないかと考えています。

 もう一つの話題は新型肺炎の罹患者の年齢について、思う所を書いてみました。皆様はクルーズ船の乗客の年齢構成の報道を目にしたことがありますか? この問題はメディアのリテラシーと大きく関係していると考えています。そしてこのメディアリテラシーの問題は昨今の民間予知会社の地震予知報道についても大きな問題だと考えています。詳しくはニュースレター本文をご覧ください。 ● 日本列島陸域の地下天気図® : 12月23日のニュースレターに引き続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図解析です。今週は2月7日時点のLタイプとMタイプの2種類の地下天気図®をお示しします。

2月3日にまぐまぐでDuMANewsLetter第5号が発刊 ● 複合災害 : 新型コロナウイルスによる肺炎が流行しています。DuMA/CSOも参加を予定しておりました2月中旬の国際研究集会が、中国からの参加者が来日できなくなり、中止される事になりました。

 2月1日の未明に関東地方で最大震度4を観測する地震(暫定マグニチュード5.3)が茨城県南部で発生し、緊急地震速報も出されました。例えばパンデミックが予想されるような疫病が流行しているときに被害地震が発生したら、はたして避難所はどのように運営されればいいのでしょうか。このような事を真剣に考えておく事が必要と考えます。  実際、昨年は台風と地震とが続けて同一地域を襲うという事もありました。また、地震が冬季の積雪地域で発生した場合には、雪の重みにより、多くの家屋が倒壊した事もあります。特に1854年の安政東海地震では、福井県や岐阜県で積雪が影響したと思われる潰家が多く報告されています。

● 2月1日未明の茨城県南部の地震と関東地方の地下天気図® : 今週は首都圏について、地震のデータセットを改めて作成し、再解析を行ってみました。この解析では、対象とする地震は海陸を合わせ、比較的規模の大きな地震(マグニチュード6.5ないしそれ以上の規模)となります。

1月27日にまぐまぐでDuMANewsLetter第4号が発刊● トルコ東部で被害地震発生 : トルコで日本時間25日午前2時55分ごろ、トルコ東部のエラズー(Elazig)県で被害地震が発生しました。これまでに22人の死亡が確認され、1200人以上がけがをしたとの報告が入っています。  米地質調査所によれば、地震の規模はマグニチュード6.7、震源の深さはおよそ10キロとされています。このマグニチュードですが、日本とは測定の方法が異なり、気象庁のマグニチュードですと7ほどと考えられます。つまり熊本地震や先日発生から25年となった阪神大震災とほぼ同じ規模の地震と考えられます。

 トルコではこれまでにも繰り返し大きな地震が発生しています。これはトルコにはアフリカプレートとユーラシアプレートの境界が走っており、現在この地域で最も活動的なプレート境界と考えられているのが、北アナトリア断層です。

 特に1999年の北アナトリア断層沿いの地震では、1万7千人あまりが死亡し、およそ60万人が家を喪うなど震源のイズミット市を中心に甚大な損害をもたらしました。そして現在トルコで最も危惧されているのが、イスタンブール南方に広がる地震空白域です。

 ここは南海トラフと同じく、将来の大地震発生が確実な場所となっており、トルコにおける“想定されている”最大の地震災害です。ここで地震が発生しますと、首都イスタンブールに極めて大きな被害が生じる事が予想されています。いわばトルコ版「首都直下地震」なのです。特にトルコの住宅は耐震性に乏しく、建物倒壊による大きな被害が予想されています。

● 東北地方海域の地下天気図® : 12月16日付けのニュースレターに続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。

1月20日にまぐまぐでDuMANewsLetter第3号(2020年)発刊されました。 ● 阪神・淡路大震災から25年 :25年前の1995年1月17日5時46分、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震、マグニチュード7.3)が発生し、6,434名の尊い命が失われました。

 この地震は地震予知研究ならびに地震観測体制に大きな転機をもたらしました。今回は地震観測体制の変遷について説明したいと思います。

● 震度インフレ : 今週号では、観測体制がどのようにこの25年間で変化したかという事と、そのために現在は非常に多くの震度観測点が日本列島に配備される事になりました。

 そのため、現在の日本では”震度インフレ”と呼べる現象が生じているのです。

   震度計が増加したことにより、偶然、発生した地震の近傍に震度計が存在すると、そこだけが極めて大きな震度となる事があるのです。今週号では1995年と2018年の震度観測網の変遷について説明しています。

● 首都圏の地下天気図® : 12月9日のニュースレターに引き続き、1月17日時点の首都圏に特化した地下天気図®です。首都圏は直下にフィリピン海プレート、その下に太平洋プレートが存在し、非常に深い所まで地震が発生しているという特徴があります。

 昨年12月3日、4日に震度4を記録する地震が関東地方の異なった3つの地点(茨城県南部、茨城県北部、栃木県北部)で発生しました。それ以降も1月3日に千葉県東方沖で震度4、1月14日に茨城県南部で震度を記録する地震が発生しました。

 最初の12月3日の地震と最後の1月14日の地震はほぼ同じ地域で発生していますが、それ以外は異なった場所かつ異なったメカニズムの地震です。関東地方の地震活動が通常とは異なり、活発な状況と判断できます。

● フィリピン・タール火山が噴火しました! : DuMA・CSOは2003年よりフィリピン、タール火山の研究に従事して参りました。タール火山は首都マニラの60kmほど南に位置しており、東京に対する箱根あるいは富士山というような位置付けの火山なのです。 速報として以下のレポートを作成いたしました。

1月13日にまぐまぐでDuMANewsLetter第2号(2020年)発刊。
● 2019年の地震活動概観 : 今週は2019年の日本列島およびその周辺地域の地震活動について,過去の年と比較しながら解説を行っています.2019年に発生した日本列島およびその周辺海域で発生したマグニチュード6以上の地震は全部で16個でした.そのうち最大の地震は6月18日に発生した山形県沖の地震(マグニチュード6.7)でした.幸いお亡くなりになられた方は無く,建物は半壊と一部損壊で800棟ほどの被害が確認され,鶴岡市では液状化による被害が確認されました.

● 北関東の地震活動続報 : 2019年12月3日,4日に震度4の地震が続けて発生し,その後,DuMAでは特に茨城県北部の地震活動がまだ通常とは異なっており,12月23日のニュースレターでも,活動が予兆的かもしれないという事を報告させて頂きました. その後の推移について,1月10日までのデータを用いて解析してみました.

● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 今週は12月2日のニュースレターに引き続き,現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です.主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です.

  今回も1月10日時点のLタイプおよびMタイプの2つの地下天気図®をお示しします.

1月6日にまぐまぐでDuMANewsLetter第1号(2020年)発刊

● 非常時の位置情報通報について: 皆さまはすべてのスマートフォンにはGPS機能が内臓されている事はご存知でしょうか。これはユニバーサルサービスを提供するためというのが理由ですが、実際にはテロ対策(犯人の追跡等)でもあるのです。今週はこの機能について解説を行っています。 ● 2019年12月の地震活動概観 ; 今週は2019年12月の日本列島およびその周辺地域における地震活動の概要を掲載しました。12月は沈み込む太平洋プレート沿いで比較的多くのマグニチュード5クラスの地震が発生しました。12月3日、4日に首都圏で震度4を連続して観測した地震については、活動は収まっていますが、茨城県北部はまだ完全に元の状態に戻っているとは言えないようです。 ● 予兆的な地震活動か通常の地震活動かを判別する方法 その2 : 12月23日付のニュースレターで、グーテンベルグ・リヒター則というものを紹介いたしました。この法則の重要な点は一般的に大きな地震と小さな地震の発生数の割合は基本的に一定という事なのです。ところが、前震の場合、この傾きが通常とは異なっているという事に触れさせて頂きました。  今週号では判断の材料となるb値というものについて説明を行っています。 ● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 11月25日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®です。

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