9月20日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第35号が発刊


9月20日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第35号が発刊されました

能登半島で震度5弱の地震 : 9月16日、能登半島先端の珠洲市周辺でマグニチュード5.1の地震が発生し、最大震度5弱を観測しました。 能登半島では特に今年になって、珠洲市周辺で群発的な地震活動が続いています。能登半島周辺では1993年に珠洲市の沖合でマグニチュード6.6の能登半島沖地震が発生し、その後2007年には能登半島の西方沖を震源とする能登半島地震(マグニチュード6.9)が発生しています。今回の群発地震は1993年の地震に隣接する地域で発生しています。 ちなみに能登半島では地殻の隆起が2000年ごろから観測されており、解説を行いました。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 8月9日のニュースレターに続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを解析に用いています。  今週号では9月17日時点のMタイプとLタイプの両方の地下天気図®をお示ししています。  近畿地方を中心とする静穏化異常の形状が不規則である事から2つのアルゴリズムでどのように静穏化異常が見えるかを皆様にも知って頂くためです。

9月13日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第34号が発刊されました

京都大学の研究者が西日本の大地震発生確率を算出: 地震発生の長期的な確率を推定するには現在2つの方法が用いられています。一つは「活断層調査」と呼ばれるもので、すでに地表で確認されている断層の過去の活動履歴を元に、次の地震がいつごろ発生する可能性があるかを推定する方法です。現在政府の地震調査委員会が発表している「地震発生可能性の長期評価」に使われている手法です。

たとえばある活断層での地震が4000年前、2000年前に確認されていれば、すでに最後(最新)の地震から2000年が経過していますので、「この断層ではいつ地震が発生してもおかしくない」という長期評価となり、政府が公表している30年確率が極めて高くなるのです。逆にすでに地震が発生してしまった活断層(例えば阪神大震災を引き起こした六甲・淡路島断層帯)では、30年確率は極めて小さな値となる理屈です。

9月11日に、京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、GPS地殻変動データを用いて、政府が実施している活断層を用いた方法と独立な手法で、内陸での大地震発生確率を算出し、公表しました。今週号ではこの手法について紹介しています。

日本列島陸域の地下天気図® : 8月2日のニュースレターに引き続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は9月10日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。

また今週号でははっきりしてきた北海道西方沖の地震活動静穏化について解説を行っています。

9月6日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第33号が発刊されました

2021年8月の地震活動概観 : 8月は日本列島およびその周辺で14個のマグニチュード5以上の地震が発生しました。これはかなり活発な活動と言う事が出来ると思います。これは茨城県沖で7個の地震が発生したためです。 茨城県沖には、多くの海山が沈み込んでおり、もっとも海溝に近い第一鹿島海山はその山頂が断層により西半分と東半分に沈み込みのため分断されているという観測事実があり、茨城県沖には、すでにいくつもの海山が日本海溝に沈み込んでいると考えられています。これが茨城県沖で今回のような群発的な地震活動が発生する原因ではないかと考えられているのです。

東北地方海域の地下天気図® : 7月26日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラス(M6.5以上)の地震を対象とした解析です。

今回から東北沖の地下天気図®解析については、少しパラメータを変更し、空間的により小さな異常を識別するようにいたしました。

8月23日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第32号が発刊されました

● 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震で事前注意や避難のよびかけを政府が検討 : 8月19日、地震調査委員会は、北海道や東北の沿岸部で大きな被害が想定される日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震発生の可能性が高まった場合に、地震への事前の注意を呼びかける情報が出せないか、検討を開始したとの報道がありました。 南海トラフでは異常な現象が観測されるなど、地震の可能性が高まったと考えられる場合に、住民などに注意を呼びかける仕組みとして、臨時情報というものが存在しています。これと同じような仕組みを日本海溝沿いや千島海溝沿いで発生する巨大地震についても発令できないかという事のようです。

今回は南海トラフ沿いの巨大地震で、臨時情報が出されるに至った経緯を簡単に報告させて頂きました。

● 首都圏の地下天気図(R): 7月19日のニュースレターに引き続き、首都圏に特化した地下天気図解析です。今週は8月20日時点のLタイプ地下天気図です。どうも状況が変わってきたようです。 ダッシュボードを更新いたしました。 来週8月30日は、第5月曜日のため、DuMAニュースレターは休刊となります。

8月16日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第31号が発刊されました

硫黄島南方の海域で海底火山が噴火 : 小笠原諸島の硫黄島の南約50 kmにある海底火山、福徳岡ノ場付近で13日朝、噴煙が確認され、気象庁は2010年2月以来、約11年ぶりに噴火が発生したと発表しています。

福徳岡ノ場では、海上保安庁がことし6月に行った観測で、周辺の海面が変色するなど火山活動の活発化が確認されていました。この場所では過去に何度か島が出現しましたが、溶岩の流出が無く、島は侵食により消滅していました。

南サンドイッチ諸島でマグニチュード8.1の地震が発生 : 日本時間の8月13日、3時35分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は南大西洋(サウスサンドウィッチ諸島、スコシア弧)で、地震の規模(マグニチュード)は米国地質調査所によれば8.1と推定されています。

 スコシア弧は日本と同じ沈み込み帯で、南海トラフの地震や東北沖の地震と同じメカニズムで地震が発生する地域です。 この地震以外にも先週はマグニチュード7以上の地震が頻発した1週間でした。日本時間の8月14日には、カリブ海のハイチでマグニチュード7.2の地震が発生しています。ハイチ当局によれば少なくとも227人の死亡が確認されたとの事です。ハイチでは2010年1月にもマグニチュード7.0とされる都市直下型地震が発生し、建物の脆弱性もあり、32万人の死者が出たともされています。

日本およびその周辺の広域地下天気図® : 7月12日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。  九州の南の海域の地震活動静穏化は確度の高い異常と考えています。

8月9日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第30号が発刊されました

茨城県沖でややまとまった地震活動 : 8月3日より、茨城県沖で少しまとまった地震が発生しています。特に4日未明には地震で目が覚めたという関東地方の方もいらっしゃったのではないでしょうか。4日の午前5時半ごろに発生したマグニチュード6.0、最大震度3の地震のほか、3日から有感地震だけで14回発生しています。ちなみに体に感じない地震を含めますと、すでに120個近くの地震が発生しています。

茨城県沖の地域では、このような群発的な地震活動が1950年以降でも1961年、1965年、1982年、2008年と発生しており、2011年には東日本大震災発生直後に、マグニチュード7.6という現時点の東日本大震災の最大余震と考えられている地震が発生しています。

●2021年7月の地震活動概観 : 7月は日本列島およびその周辺で8個のマグニチュード5以上の地震が発生しました。先月に続き、そのうちの3個は台湾でした。日本で一番大きな地震は7月16日に八丈島近傍で発生したマグニチュード5.4の地震でした。また瀬戸内海でもマグニチュード5.1の地震が17日に発生しています。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 7月5日のニュースレターに続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は7月29日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを解析に使っています。今週は前回同様、Mタイプの地下天気図®で8月5日時点のものです。基本的なパターンは前回の解析からあまり変わっていない事がわかりました。

8月2日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第29号が発刊されました

アリューシャン列島でマグニチュード8を超える地震発生 : 日本時間の7月29日、アラスカ半島近くのアリューシャン列島でマグニチュード8.2の巨大地震が発生しました。この地震でハワイやグアムなど幅広い地域に一時、津波警報が出されました。 2000年以降、東日本大震災を含め環太平洋地域ではマグニチュード8.2以上の地震は10個発生しています。日本周辺では東日本大震災の他には2003年9月に十勝沖地震が発生しています。 また2006年11月と2007年1月に千島列島でマグニチュード8.2と8.3の地震が続けて発生しているのですが、これが通常の沈み込みに伴う地震とそれと対になるアウターライズの地震なのです。東日本大震災ではこの“対になる”アウターライズ地震はまだ発生しておらず、今後大きな津波を伴うアウターライズ地震の発生が危惧されているのです。 アウターライズ地震に関しては、DuMA のウエブサイトに「3.11 後のまだそこにあるリスク」ご参照下さい。

日本列島陸域の地下天気図® : 6月28日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は7月29日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。この地下天気図®解析では対象マグニチュードはM6からM7程度の地震と考えています。

 6月28日のニュースレターで出現が確認された北海道西方沖の異常がはっきりしてきたのが大きな変化です。最も気になる南関東の地震活動静穏化領域も継続して見る事ができます。

7月26日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第28号が発刊されました

フィリピン、タール火山続報 : 7月5日のニュースレターで、マニラ近郊のタール火山の活動が再び活発化しているとの情報を掲載しました。その時は噴火の危険性が高まったと判断される状況でした。その後、7月23日には、日本の噴火警戒レベルに相当する情報が更新され、5段階で下から2番目の「2」(不安定さの低下)に引き下げられたのですが、24日に近傍でマグニチュード6.7の地震が発生しまました。今後の火山活動に影響を与えかねない地震と考えています。


東北地方海域の地下天気図® : 6月12日のニュースレターに続き、東北地方の太平洋側海域に特化した地下天気図®解析です。今週は7月23日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。残念ながら東北沖、特に福島沖から宮城沖にかけての地域では、東日本大震災の影響があまりに大きく、地震活動の変化がうまく抽出できない状況が続いていると考えています。

7月19日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第27号が発刊されました

能登半島でややまとまった地震活動 :今年になってから、能登半島先端近傍でかなり地震活動が活発化しています。 能登半島およびその周辺では、1993年2月に能登半島沖地震(M=6.6)、2007年3月には能登半島地震(M=6.9)と活断層タイプの被害地震が発生しています。 能登半島先端地域では、歴史時代を含めてマグニチュード6.5を超える地震は発生しておらず、将来的には、能登半島の先端地域を埋めるように内陸被害地震が発生する可能性が存在します。

首都圏の地下天気図® 6月14日のニュースレターに続き、首都圏に特化した地下天気図®解析です。今週は7月16日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。 関東地方南部では、地震活動静穏化が消長を繰り返しながら、まだ継続している事がわかります。

また今週号ではDuMAダッシュボードを更新致しました。

7月16日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter特別号が発刊されました。

特別号(号外) : この一年半、コロナのために日常が奪われる状況が続いています。このコロナ蔓延の状況下での大地震発生はまさに複合災害になってしまいます。最近は避難所の定員が大きく制限されていますので、「避難しようとしたら定員オーバーで避難所に入れなかった」という事態も発生しています。猛暑の中で避難は決して良い環境とは言えず、体調を崩される方も多いと伺っています。そのため私共は、地震発生後の避難は長期化するという事も多いため、できるだけ自宅で避難生活できる環境を整えていく事が大切だと考えています。

▶︎ DuMAnews20210716(特別号)ダウンロードはこちら

7月12日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第26号が発刊されました

YouTubeの有用な機能について : 7月5日のニュースレターでは、YouTubeのリンクをいくつか紹介させて頂きましたが、PDF閲覧ソフトによっては、URLの文字列だけではリンクとして機能しない事があるとの報告を受けました。 今後はPDFにも明示的にリンクを貼るように致しますので、OSやスマホの違いでリンクに飛びにくいという点が改善されるのではないかと思います。 また最近のYouTubeには、字幕の自動生成機能だけでなく、多言語への自動翻訳機能も搭載されています。今週号ではYouTubeの自動翻訳機能について紹介させて頂きます。 私の知人はこの機能を使ってアメリカの大学の講義を聞いているそうです。ぜひお試し頂ければと思います。

2021年6月の地震活動概観 : 6月は日本列島およびその周辺で9個のマグニチュード5以上の地震が発生しました。そのうちの3個は台湾でした。 日本で一番大きな地震は6月20日に北海道中部で発生したマグニチュード5.4の深発地震(深さ158kmで発生)でした。 深発地震であったため、震源の真上での揺れは観測されず、地震波は揺れを伝えやすいプレートに沿って伝搬した事がわかります。これも“異常震域”という現象です。 全体としては6月は比較的静穏な地震活動であったと言えるのではないかと思います。

日本およびその周辺の広域地下天気図® : 6月7日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。

 今週は7月9日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。九州の南の海域の地震活動静穏化はかなり確度の高い異常と判断できるようになりました。

7月5日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第25号が発刊されました

フィリピン・タール火山が再び大噴火か? DuMA/CSOは2003年より、フィリピンで火山噴火予測のための共同研究を実施して参りました。ターゲットとなったのは、マニラ近郊のタールという火山です。

 日本で言えば箱根あるいは富士山に相当する火山で、避暑地としても有名な火山です。CSOは2009年からJICAの支援を受け、このタール火山の電磁気学的監視を担当しました。 さらに2016年度にはCSOが研究代表者として文科省の科研費を獲得し、電磁気だけでなく、重力や火山ガスの研究も併せて開始致しました。 2020年1月、1977年以来の大噴火が発生しました。避難指示もうまく出す事に成功したのですが、やはり家畜や養殖のいけす等があったため、残念ながら逃げ遅れた人も出てしまいました。このタール火山が数日前から活動が活発化し、再び大噴火を起こす可能性が生じてきたとの事です。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図®: 5月24日のニュースレターに続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを解析に使っています。

今週は7月1日時点のMタイプの地下天気図®をお示しします。

6月28日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter第24号が発刊されました

日本列島陸域の地下天気図® : 5月17日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は6月25日時点のLタイプ地下天気図をお示しします。この地下天気図解析では対象マグニチュードはM6からM7程度の地震と考えています。

2つの地下天気図®解析で、解析結果が異なる事の意味 : 地下天気図®はある日時に1枚だけ存在するものではありません。 実際の気象の天気図でも、同じ日に地上天気図と高層天気図があるのと同様に、同じ日に複数の地下天気図®が存在し、それらはどちらも正しい地下天気図®なのです。

地下天気図®が同一日時に複数存在するのは、解析に用いた

1)地震の大きさ(マグニチュード)の違い、

2)地震の発生深度をどこまで考慮するかの違いや、

3)解析に使用した期間の違い等があり、それらが異なるために同一日時に複数の地下天気図®が存在するのです。

首都圏を拡大するとどうなるか : 今週も首都圏の拡大地下天気図®と、神奈川県==東京都境界付近の地下天気図®時間変化曲線です。静穏化の異常は消長を繰り返しながら、まだ進行中である事がわかります。

6月21日にまぐまぐでDuMANewsLetter第23号が発刊されました

大阪府北部地震から丸3年 : 6月18日で大阪北部地震(M6.1)から丸3年が経過しました。この地震では6名の方が亡くなられ、重軽傷者462名、家屋の全壊21棟、半壊483棟等の大きな被害を出しました。

特に、通学途中の小学生がブロック塀の下敷きとなり、命を落とすという出来事があり、その原因は建築基準施行令の制限高さを大幅に上回っていた事が大きな原因でした。

この悲しい事故をきっかけに、文科省は教育施設のブロック塀改修の大号令を発する事になりました。

震度インフレ : この大阪府北部地震では「大阪で初めて震度6弱が観測された」という報道が目立ちました。しかしこの報道を鵜呑みみするのは極めて危険です。実は1995年の阪神淡路大震災当時の震度計測は、基本的に気象庁職員の体感で行っていました。つまり有人の気象台のみで震度が発表されていたのです。その後に計測震度計というものが1991年に気象庁により開発され、その配備のきっかけとなったのが阪神淡路大震災でした。1996年4月以降は、全ての震度がこの計測震度計の値で公表されるようになりました。

このため、有人観測点という事から阪神大震災当時では、全国でおよそ150点の震度が発表されるのみだったのです。それが計測震度計の全国配備により、2009年時点でも4,200地点で震度計測が行われるようになり、現在は全国で4337点という数字が公表されています。

東北地方海域の地下天気図® : 今週は5月10日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震を対象とした解析です。

今週は6月19日時点のMタイプ地下天気図®をお示しします。

6月14日にまぐまぐでDuMANewsLetter第22号が発刊されました

首都圏の地下天気図® : 今週は首都圏に特化した地下天気図®解析結果をお示しします。

今週号では、首都圏解析という事もあり、ミュンヘン再保険会社による、世界都市災害リスクを合わせて紹介させて頂きます。実は東京と横浜が世界で一番災害リスクの高い都市(圧倒的に高い)に位置づけられているのですが、その最大の理由が地震に関するリスクなのです。 DuMAダッシュボードを更新 : また今週はDuMAダッシュボードを更新いたしました。

6月7日にまぐまぐでDuMANewsLetter第21号が発刊されました

雲仙・普賢岳の大火砕流から満30年: 6月3日で長崎県の雲仙・普賢岳の大火砕流から丸30年が経過しました。この火砕流で43人の尊い命が失われました。住民のほか、取材中の報道関係者や同行していたタクシー運転手、警戒にあたっていた地元の消防団員や警察官、火山研究者などが犠牲になり、これを教訓に火山防災や報道の在り方が見直される事になりました。 噴火活動は1990年11月17日に開始され、普賢岳では198年ぶりの活動でした。火口にはマグマが固まった溶岩ドームが次々に出現し、6月3日午後4時8分に、成長した溶岩ドーム崩壊による大火砕流が発生したのです。 今週号では、雲仙岳災害記念館のURLも紹介させて頂きました。

2021年5月の地震活動概観 : 5月は東北地方太平洋沖での地震活動が活発な状態でした。特に茨城県沖から宮城県沖にかけて、マグニチュード5を超える地震がたて続けに発生しました。 1日に宮城沖でマグニチュード6.8という、陸域で発生すれば、かなりの被害も予想される規模の地震が発生し、さらに5月29日には茨城県沖で3個のマグニチュード5以上の地震が発生しました。 2月以降、少し東北地方沖合の地震活動のパターンが変化してきたのではと考えています。

日本およびその周辺の広域地下天気図® : 4月26日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。

この1ヶ月ほどの間に九州の南の海域で地震活動静穏化の領域がかなりはっきりしてきた事が大きな変化です。  今週は6月4日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。

5月24日にまぐまぐでDuMANewsLetter第20号が発刊されました

中国で比較的規模の大きい地震が続発 : 日本時間の5月22日, 3時4分頃、中国中部でマグニチュード7.4の地震が発生しました。震源地は青海省で、日本の震度階級では最大で震度5強程度の揺れであった模様です。また21日にはマグニチュード6.4の地震も震源地は1,000kmほど離れてはいますが発生しました。

いくつかのメディアでは、「中国で地震が頻発」というようなタイトルが見られましたが、これはたとえば仙台と福岡で地震が発生したというのを関連づけて考えているといったもので、地震学的には相互には関連は無いと考えるべき現象です。 今週号では、2008年の四川大地震との位置関係や、中国内陸部の活断層等についても解説しています。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 4月19日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを使っています。 今週は5月20日時点のMタイプ地下天気図®をお示しします。また参考までに2018年6月の大阪北部地震直前の地下天気図®と比較を行っています。 来週5月31日は、第5月曜日のため、DuMAニュースレターは休刊となります。

5月17日にまぐまぐでDuMANewsLetter第19号が発刊されました

東北地方(特に宮城県沖・福島県沖)の地震活動が高まっているようです : 5月14日、宮城・福島県沖でマグニチュード6.3の地震が発生し、震度4を観測しました。この地震は東日本大震災と同じ、逆断層型の地震でした。興味深いのは周辺の微小地震活動で、東北東から西南西に並ぶ地震活動が発生している事です。

2月以降、明らかに東北地方、特に宮城県沖、福島県沖での地震活動が活発化しています。

日本列島陸域の地下天気図® : 4月12日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は5月13日時点のLタイプ地下天気図をお示しします。この地下天気図®解析では、対象マグニチュードはM6からM7程度の地震と考えています。 今週も4月12日のニュースレターに続き、関東地方の拡大図と、神奈川ー東京境界付近の地下天気図®時間変化のグラフをお示ししました。

5月10日にまぐまぐでDuMANewsLetter第18号が発刊されました

トカラ列島、諏訪之瀬島で活発な火山活動 : 4月10日頃から九州南西沖のトカラ列島で激しい群発地震が発生しました。現在、この群発地震はかなり落ちついてきています。この群発地震は悪石島の西方(宝島および小宝島の北方)海域を中心とした地震活動でした。この付近は多くの海底火山が存在する事も知られています。 それに引き続き、5月3日には悪石島のとなりの諏訪之瀬島の御岳で爆発的な噴火が発生し、噴煙は2,400mまで到達したとの気象庁の発表がありました。さらに6日には8回の爆発的噴火が発生したそうです。現在、気象庁は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を継続しています。

東北地方海域の地下天気図® : 4月5日付のニュースレターに引き続き、今週は東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震を対象とした解析です。  今週は5月7日時点のMタイプ地下天気図®をお示しします。先週号でも述べさせて頂きましたが、これらの地震は地震学的には10年前に発生した東日本大震災の余震と考えて問題ないのですが、東北地方の地震活動が比較的震災前の状態に近づいてきたとも考えられる事と、すでに震災から10年が経過したという事から、今後「東日本大震災の余震」という表現を行わないという事にしたようです。

5月3日にまぐまぐでDuMANewsLetter第17号が発刊されました

宮城県沖でマグニチュード6.8 : 5月1日、10時27分頃、宮城県沖でマグニチュード6.8の地震が発生し、最大震度5強を観測しました。幸い発生した深さが51kmと深かったため、断層運動が海底まで到達せず津波は発生しませんでした。もしこの地震が20kmほどの深さで発生したとすると、断層運動が海底まで到達し、津波注意報が発令される規模の地震でした。 今年になってから、2月13日にはマグニチュード7.3という規模の地震も発生し、東北沖は地震活動が少し活発化しているようです。これらの地震は地震学的には10年前に発生した東日本大震災(311)の余震なのですが、311からすでに10年が経過し、人間の時間スケールでは“余震”という言葉がなじまなくなっている事などを勘案し、気象庁は今後「東日本大震災の余震」という表現を行わないという事にしたようです。

DuMA のウエブサイトに「3.11 後のまだそこにあるリスク」ご参照下さい。

2021年4月の地震活動概観 : 東北地方、特に東北沖の太平洋側は2011年の東日本大震災以降、大きく地震発生の様式が変わってしまいました。今年は2月13日には福島沖でマグニチュード7.3、3月20日には宮城県沖でマグニチュード6.9の地震が発生するなど、日本列島全体としては落ち着いているのですが、東北沖から関東沖、さらに伊豆諸島沖合では少し地震活動が活発化しています。 4月に目立った地震活動はトカラ列島の群発地震でした。

首都圏の地下天気図® : 3月22日のニュースレターに続き、首都圏に特化した地下天気図®です。  過去の経験則では、静穏化が終了してから地震発生となるケースが多く見られましたが、2018年の大阪北部地震は静穏化の真っ只中で発生しました。それ以外にも静穏化が終了する前に発生した事例もあり、南関東はすでに地震発生の準備がととのっていると考えても差し支えないと状態ではないかと思います。

今週号にはダッシュボードのアップデートを掲載しました。

4月26日にまぐまぐでDuMANewsLetter第16号が発刊されました

八重山大津波から250年 : 1771年4月24日、丁度今から250年前、八重山列島近海を震源とする八重山地震が起こりました。沖縄といえば一般に地震の少ないイメージですが、西表島周辺などでは度々群発地震が発生しています。 この地震による大津波は、日本の元号を取って明和の大津波とも呼ばれています。この津波で、八重山群島や宮古群島を中心に11,000人以上の犠牲者が出るなど、琉球列島史上で最悪の被害がもたらされました。

日本およびその周辺の広域地下天気図® :3月15日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。今週は4月23日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。

4月19日にまぐまぐでDuMANewsLetter第15号が発刊されました

トカラ列島だけでなく、長野県北部でも群発地震活動 : 先週号では、トカラ列島の群発地震活動についてお伝えしましたが、現在、長野県北部でも少しまとまった地震が発生しています。 実は日本では、前震を伴う地震というのは全体の1割ほどと言われており、前震-本震型の地震は比較的珍しいとされているのです。その中で前震を伴う地震が比較的多く発生しているのが、今回取り上げる長野県地域、あるいは茨城県沖の地域なのです。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 3月8日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを使っています。 今週は4月17日時点のMタイプ地下天気図®をお示しします。

4月12日にまぐまぐでDuMANewsLetter第14号が発刊されました

九州南西沖、トカラ列島で群発地震 : 4月10日から、トカラ列島近海でかなり活発な群発地震活動が開始しました。11日15時の段階では、マグニチュード5を超える地震は発生していませんが、すでに地震は100個以上発生しています。現時点で今後、この群発地震活動がどのように推移するかについて、断定的な事を言える状況ではありません。ただ、この近くには海上保安庁により、近年、これまで知られていなかった海底火山も発見されており、火山活動との関連も頭の片隅に置いておく事が必要と考えます。

日本列島陸域の地下天気図®: 今週は3月1日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。この地下天気図®解析では対象マグニチュードM6からM7程度の地震と考えています。

今週は4月9日時点のLタイプ地下天気図をお示しします。南関東の異常はまだ継続中です。

4月5日にまぐまぐでDuMANewsLetter第13号が発刊されました

政府・地震調査本部が公表した確率地震動マップ : 政府・地震調査本部は毎年、「全国地震動予測地図」というものを公表しています。これがいわゆる「長期予測」と呼ばれているものです。 これは、現時点で考慮し得るすべての地震の位置・規模・確率を仮定し、各地点がどの程度の確率でどの程度揺れるのかを計算したもので、基本的に過去の地震活動がその計算の根拠となっています。従って現在何らかの異常が観測されているというものではありません。

2021年3月の地震活動概観 : 東北地方、特に東北沖の太平洋側は2011年の東日本大震災以降、大きく地震発生の様式が変わってしまいました。2月13日には福島沖でマグニチュード7.3、3月20日には宮城県沖でマグニチュード6.9の地震が発生するなど、日本列島全体としては落ち着いているのですが、東北沖から関東沖、さらに伊豆諸島沖合では少し地震活動が活発化している可能性があります。

東北地方海域の地下天気図® : 今週は2月22日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震を対象とした解析です。

 今週は4月2日時点のMタイプ地下天気図®をお示しします。

3月22日にまぐまぐでDuMANewsLetter第12号が発刊されました

牡鹿半島沖で震度5強を記録する地震が発生 : 宮城県・牡鹿半島のすぐ東で震度5強を観測する地震が発生しました。当初、マグニチュードは7.1と公表されましたが、その後の検測で6.9に修正されました。

今週号では、マグニチュードとエネルギーとの関係について、簡単な説明を行ないました。

首都圏の地下天気図® : 今週は2月15日のニュースレターに続き、首都圏に特化した地下天気図®です。今週は3月18日時点のLタイプ地下天気図®を掲載します。これまでもLタイプ、Mタイプとも相模湾を含む南関東を中心とした地域に地震活動静穏化の異常が出現している事をお伝えしてきましたが、現時点でもその静穏化異常は継続している事がわかりました。 来週3月29日は、第5月曜日のため、DuMAニュースレターは休刊となります。

3月15日にまぐまぐでDuMANewsLetter第11号が発刊されました

東日本大震災から丸10年、次の超巨大地震の可能性について : 今年の3月11日で東日本大震災から 満10年が経過し、TV等でも色々な特集がなされました。この地震では「想定外」という言葉が頻繁に使われた事は記憶に新しい事と存じます。巨大地震が日本海溝沿いや南海トラフ沿いで繰り返し発生する事は歴史的にも古文書等から知られていましたが、東北沖ではマグニチュード(M)8程度の地震が最大級であろうというのが311以前の地震学界のコンセンサスでした。 そこにマグニチュード9という超巨大地震が発生した訳です。東北沖ではこのようなM8程度の地震が数十年から100年程度で繰り返し発生すると考えられていましたが、それを上回る規模の地震(例えば東日本大震災)が数百年から1,000年程度の周期で発生している可能性が高いという研究がかなり進展を見せてきました(スーパーサイクル地震)。

今週号はこの「スーパーサイクル地震」というものに関する最新の知見についての特集です。

日本およびその周辺の広域地下天気図® : 2月8日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。次にお示しする図が3月12日時点のLタイプ地下天気図®です。   この一月ほどで西日本の状況がかなり変化したことが判明しました。 また DuMA のウエブサイトに「3.11 後のまだそこにあるリスク」と題するページを作成致しました。今週 取り上げた北海道東方沖の千島海溝の地震についても触れています。こちらもぜひ御覧ください。

3月8日にまぐまぐでDuMANewsLetter第10号が発刊されました

ニュージーランド近傍でマグニチュード8.1の地震が発生しました :日本時間の午前4時28分ごろ、マグニチュード8.1の地震がニュージーランド本土の北東約1000キロに位置する無人のケルマディック諸島付近で発生しました。 ニュージーランド近傍では4日からマグニチュード7を超える強い地震が3度あり、最初の地震はかなり距離が離れていますが、2個目のM7クラスの地震は前震と考えられると思います。

環太平洋地域で2000年以降に発生したM8クラスの地震 : 環太平洋地域はring of fireとも呼ばれており、地震発生帯が連続し、さらに多くの活火山が位置しています。 今週号では過去2000年以降に発生したマグニチュード8クラスの地震についてまとめてみました。

2021年2月の日本列島周辺の地震活動概観 : 2月は13日に福島沖でマグニチュード7.3の地震が発生し、最大震度6強を観測しました。この地震で東北新幹線などに大きな被害が生じました。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 2月1日のニュースレターに引き続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの長期間の地震データを使っています。

現時点ではLタイプもMタイプもほとんど同じパターンを示している事がわかりました。

3月1日にまぐまぐでDuMANewsLetter第9号が発刊されました

福島沖の地震(マグニチュード7.3)の被害まとめ : 2月13日深夜の福島沖の地震では、東北新幹線にまとまった被害が出てしまいました。この原因として、比較的小さな構造物(電柱など)に大きな力を及ぼす短周期(周期0.5秒以下)の地震動が原因ではないかと言われています。 NHKのまとめによれば、地震発生時に走行していた東北新幹線は11編成あり、緊急地震速報と同じ原理の独自の早期地震検知システムで強い揺れが到達する17秒以上前からブレーキをかけて減速出来ていたそうです。 さらに今週号では、気象庁長周期地震動階級に関する説明を行っています。

福島沖の地震の余震活動の推移 : 福島沖の地震は、2011年の東日本大震災の余震なのですが、規模がM7.3と大きかった事から、かなり激しい余震活動が発生しました。 余震の余震というのは、なかなか理解しずらい概念ですが、実は現代の地震学では、「すべての地震は余震として解釈できる」という日本発のモデルが、世界の地震学界を席巻しているのです。

日本列島陸域の地下天気図® : 1月25日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は2月25日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。

2月22日にまぐまぐでDuMANewsLetter第8号が発刊されました

福島沖の地震に関する補足説明 : 2月13日、23時過ぎに福島沖でマグニチュード7.3の地震が発生し、最大震度6強を複数地点で観測し、広い地域で震度5弱以上を観測しました。 今週号では、実際にどのような異常が観測されていたのか、あるいはされていなかったのかについて、カラースケールを変更した図を作成し、説明を行っています。

地下天気図®計算のための前処理(デクラスタ処理): 地下天気図®解析では、地震発生が定常的な状態からいかに“ずれている”かが重要です。そのために、大きな地震が発生しますと、余震が発生します。余震は“地震活動活性化”になり、これは定常状態ではありません。特に2011年の東日本大震災はマグニチュード9.0という超巨大な地震であったため、通常、DuMAで用いている余震除去アルゴリズムがうまく適用できない事がわかりました。  今週号ではデクラスタ処理というものについて解説を行っています。

東北地方海域の地下天気図®: 1月18日付のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震を対象とした解析です。 残念ながら、2月13日に福島沖でマグニチュード7.3の地震が発生してしまいました。いくつかパラメータを変えて解析してみましたが、やはりこの地震に先行する明瞭な地震活動静穏化は存在しなかったと考えられます。

2月15日にまぐまぐでDuMANewsLetter第7号が発刊されました

福島沖でマグニチュード7.3の地震が発生:2月13日、23時過ぎに福島沖でマグニチュード7.3の地震が発生し、最大震度6強を複数地点で観測し、広い地域で震度5弱以上を観測し、東北新幹線の一部電柱が傾くなどのインフラの被害はかなり出ているようです。被災地の一刻も早い復旧がなされる事を願ってやみません。 この地震に関する解説は東海大学海洋研究所、地震予知・火山津波研究部門のウエブページでも行っております。こちらも併せて御覧ください。

2021年2月13日の福島沖の地震

余震はいつまで続く:人間の感覚では、10年というのは「一昔」というぐらいですから、そこそこ長い期間です。ただ地球にとって10年はある意味一瞬で、特にマグニチュード8や9クラスの地震では余震は20年、30年と続く事が過去の地震発生の歴史でも明らかとなっています。ニュースレターでは明治三陸地震と昭和三陸地震を例として余震活動について解説を行っています。

首都圏の地下天気図® : 今週は1月11日のニュースレターに続き、首都圏に特化した地下天気図®です。今週は2月12日時点のLタイプ地下天気図®を掲載しています 。

2月8日にまぐまぐでDuMANewsLetter第6号が発刊されました

浅間山の警戒レベル1へ引き下げに :2月5日、気象庁は火山活動が低下しているとして、長野と群馬の県境にある浅間山の火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルをレベル2からレベル1の「活火山であることに留意」に引き下げました。これまで浅間山では、火山性地震が増加するなど火山活動が高まっているとし2020年6月に噴火警戒レベルを1から2へ引き上げ、火口からおおむね2キロの範囲で警戒を呼びかけていました。

2021年1月の地震活動概観 : 2021年1月の日本列島およびその周辺の地震活動はマグニチュード5を超える地震が5個のみと極めて低調な一ヶ月でした。期間中最大の地震は小笠原のはるか南東で発生したマグニチュード5.7の地震でした。

日本およびその周辺の広域地下天気図® :1月4日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。今週号では2月4日時点のLタイプ地下天気図®をお示ししました。

2月1日にまぐまぐでDuMANewsLetter第5号が発刊されました

● 2020年総括地震概況: 2020年は大きな被害地震も無く、地震学的には平穏な1年であったと思います。1月も特筆すべき地震は発生せず、ほっとしている所です。火山活動も鹿児島県の口永良部島で活動が少し活発化しましたが、現在は噴火警戒レベルも引き下げられ、落ち着いた状態が続いています。

今週号ではダッシュボードのアップデートを行ないました。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 12月28日のニュースレターに続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを使っています。  12月末の段階とそのパターンはあまり変化がみられていない事がわかりました。

1月25日にまぐまぐでDuMANewsLetter第4号が発刊されました

関東大震災の津波について: 先週号では関東大震災後の余震活動について触れましたが、今週号ではあまり知られていない津波について少しまとめてお知らせしたいと思います。実は関東大震災では、都内の火災被害のみが大きくクローズアップされましたが、相模湾では津波による大きな被害が出ていたのです。

次の動画は鎌倉市が公開しているものですが、自治体のものとしてはかなり良いものと思います。時間は14分ほどありますが、1.5倍速でご覧になっても問題無いと思います。

鎌倉市の津波啓発ビデオ

日本列島陸域の地下天気図®: 12月21日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は1月22日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。この地下天気図®解析では対象マグニチュードはM6からM7程度の地震と考えています。 12月21日のニュースレターと大局的なパターンは変化していない事がわかりました。

1月18日にまぐまぐでDuMANewsLetter第3号が発刊されました

関東大震災の真実 : 2021年は東日本大震災から丸10年の年となります。3月11日に向けて、色々な検証、特集番組や報道等がなされる事と思います。 さらに1月17日は阪神・淡路大震災の発生から26年という日でした。今日は「震災」という事を考えてみたいと思います。

震災の名前はどのように決めるのか : これまでに「大震災」と呼ばれる地震災害は3件発生しています。それは1923年の関東大震災、2つ目が1995年の阪神・淡路大震災、そして3つ目が2011年の東日本大震災です。これらの名前はどのようにして決められるのか、ご存知でしょうか。

今週号ではその点についても解説を行っています。また関東大震災の知られざる余震活動についても解説しています。 関東大震災の本震はマグニチュード7.9ですが、この地震は多くの大きな余震を伴ったのですが、その事がほとんど忘れさられているのです。 実は本震発生後の2日間にマグニチュード6以上の余震が20個発生していました。そしてマグニチュード7を超える余震も2個発生していたのです。

首都圏の地下天気図® : 昨年12月14日付のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震を対象とした解析です。 これまでは、この地域での最も顕著な異常は青森沖・襟裳沖における静穏化異常でした。それが消えている事が判明しました。

1月11日にまぐまぐでDuMANewsLetter第2号が発刊されました

豪雪時の地震災害 : コロナの収束が見えない状況が続いています。首都圏だけでなく、全国各地に緊急事態宣言が拡大されそうな状況です。それに加え大寒波が襲来しています。今もし、ここに地震が加われば、まさに地震・コロナ・大雪の複合災害となってしまいます。 今年は東日本大震災から丸10年の年ですが、実は「忘れられた震災」というものがあるのです。大震災の翌日の12日に長野県でマグニチュード(M)6.7の長野県北部地震が発生しました。 つまり平年以上の積雪に覆われた山間地をM6.7、最大震度6強の揺れが襲ったのです。この地震以外にも、積雪が地震被害を大きくした例が過去には何例も存在しているのです。 首都圏の地下天気図® : 昨年12月7日のニュースレターに続き、首都圏に特化した地下天気図®です。  この解析で重要なのは、複数のパラメータの組み合わせで解析して、関東地方南部には顕著な地震活動静穏化の異常が検出されている事で、この異常の信頼性はかなり高いと考えています。  また今週号では、地震学で標準の解析手法で、この静穏化がどのように見えるかのグラフも追加しました。

1月4日にまぐまぐでDuMANewsLetter第1号が発刊されました

● 2020年の地震活動概観: 2020年は日本列島およびその周辺での地震活動は概ね静かな状態で推移しました。先週号でも触れましたが、結果として2020年に発生した最大の地震は12月21日に青森沖で発生したマグニチュード6.5の地震となりました。 また2020年にはマグニチュード6を超える地震は9個発生していました。ちなみに2019年は14個の発生でした。

日本およびその周辺の広域地下天気図®: 11月23日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主にマグニチュード7以上の地震発生を対象とした解析となります。 11月の段階と比較しますと、特に大きな変化はありませんが、北海道東方沖(択捉島沖合)での地震活動静穏化が新たな変化として注目されます。

12月28日にまぐまぐでDuMANewsLetter第48号が発刊されました

● 青森県東方沖でマグニチュード6.5の地震が発生 :12月21日午前2時23分ごろ、青森県東方沖でマグニチュード6.5の地震が発生しました。12月27日時点では、この地震が日本列島およびその周辺で発生した最大の地震となっています。

青森県東方沖の過去の地震活動 : 青森沖では11月6日、7日に少しまとまった活動が発生しました。さらに12月21日には前述のようにマグニチュード6.5の地震が発生しています。

この青森県東方沖の地震活動をDuMAが取り上げます理由は、1)青森県東方沖は東日本大震災で割れ残っており、歪が開放されていない。2)歴史的にも数十年周期で繰り返しマグニチュード7を超える(8に近い)地震が発生している。3)前回の青森県東方沖での地震は1968年の十勝沖地震と考えられ、すでに50年以上が経過している、といった理由です。

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 11月16日のニュースレターに続き、中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図®解析結果です。この地域の地下天気図®解析では、東日本大震災の影響をあまり受けていない事から、過去20年ほどの地震データを使っています。

12月21日にまぐまぐでDuMANewsLetter第47号が発刊されました

● 伊豆諸島で震度5弱を観測 : 12月18日、18時9分ごろ、伊豆諸島の利島で震度5弱を観測する地震が発生しました。震源は新島の北方なのですが、実はこの場所は過去30年間、このような規模の地震は発生していない場所でした。DuMAではこれまで紹介して参りました神奈川県を中心として南関東に広がる地震活動静穏化異常を勘案しますと、伊豆諸島を含めた地域は新しい活動段階に入ったのではと考えています。

日本列島陸域の地下天気図® : 11月9日のニュースレターに引き続き、日本列島の陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は11月5日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。この地下天気図®解析では対象マグニチュードは一応M6程度の地震と考えています。 現在は関東地方と四国中南部での異常が顕著となっています。

12月14日にまぐまぐでDuMANewsLetter第46号が発刊されました

● 岩手沖でマグニチュード5.5の地震が発生: 12月12日、岩手沖でマグニチュード5.5の地震が発生し、緊急地震速報も発令されました。この地震で観測された最大震度は5弱でした。岩手県沖では今年初めて発生したマグニチュード5を超える地震でした。 この地域(青森沖・十勝沖を含む)では、11月6日、7日にマグニチュード5を超える地震が複数発生しました。この地震活動は前震とも考えられる特徴を有していたため、11月9日付のニュースレターで、1968年の十勝沖(実際には青森沖)の再来の可能性についても考察させて頂きました。

東北地方海域の地下天気図®: 11月2日付のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域(含:一部陸域)で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。

12月7日にまぐまぐでDuMANewsLetter第45号が発刊されました

● 2020年11月の地震活動概観 : 2020年11月には、日本列島およびその周辺でマグニチュード5を超える地震は10個発生しました。 一番気になった地震は11月6日、7日に青森沖(十勝沖)で続けて発生した地震です(下図の赤枠)。この地震活動については11月9日のニュースレターで前震の可能性も存在する事を速報させて頂きました。

サハリン西方で極めて珍しい深発地震が発生: 12月1日、サハリン西方の深さ619kmでマグニチュード6.7という地震が発生しました。この地域の過去の地震活動を調べてみますと、浅い地震も含めて過去50年間で初めて観測された規模の地震でした。