DuMAのニュースレター【DuMAnews】の購読を”まぐまぐ”でお申込みいただくことができます。(2016年5月2日 創刊)
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ニ ュ ー ス レ タ ー バ ッ ク ナ ン バー

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◆ 2019年

次回の無料最新は11月18日の予定(=8月19日まぐまぐ2019年第31号)次次回は11月25日(=8月26日まぐまぐ2019年第32号)の予定

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  • 8月19日にまぐまぐでDuMANewsLetter第31号発刊されました。
● 首都圏の地震活動について : 首都圏ではいわゆる「首都直下地震」というものの発生が予想されています。これは特定の震源(断層)で発生する地震ではなく、東京を中心とする首都圏で発生するマグニチュード7クラスの直下型地震を意味しています。現在内閣府では19の断層・震源域の地震を総括して「首都直下地震」と呼んでいます。
● 首都圏の地震活動 : 今週は関東地方の地震がどのような深さで発生しているかについて考えてみました。特に断面図から首都圏では 、深い所まで地震が多数発生している事がわかります。首都圏は世界でも有数の複雑な地下構造となっており、地震学的にみて、極めて特異な場所に日本の首都は位置しているのです。
● 首都圏の地下天気図® : 今週は7月8日のニュースレターに引き続き、8月15日時点の首都圏に特化した地下天気図®をお示しします。今回は深さ20 km、60 km、100 kmという3つの深さで計算してみました。
  • 8月12日にまぐまぐでDuMANewsLetter第30号発刊されました。
● 浅間山が小噴火しました : 8月7日22時8分ごろ、群馬・長野県境の浅間山で小規模な噴火が発生しました。この噴火では、予兆がほとんどなかった事が気象庁からも発表されました。これは「水蒸気噴火」と呼ばれる、地下深くからマグマが上昇して噴火したものではなく、かなり浅い所にある地下水がマグマに間接的に熱せられ、地下水が沸騰する事によって起こる噴火であったためです。 今回の浅間山の噴火の規模は、火山爆発指数(Volcanic Explosively Index, VEI)と呼ばれる噴火(爆発)の規模を表す指数では、1と推定されます。VEIは噴火の規模を噴出物の量で規定したもので、VEIが1大きくなると噴出物の量が10倍となる指数です。VEIは0から8まで定義されています。中部山岳地域全体で少し火山活動が活発になっている可能性があります。皆様も火山地域への行楽の際には、ぜひ火山情報にも注意を払って頂きたいと思います。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図(R) : 今週は7月1日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。
  • 8月5日にまぐまぐでDuMANewsLetter第29号発刊されました。
● 2019年7月の地震活動概観 :7月には日本およびその周辺海域でマグニチュード5を超える地震は9個発生しました。最も目立った地震は28日の未明に発生した深発地震でした。深発地震とは、一般に深さ100kmより深い所で発生する地震です。この深さで発生する地震はすべてプレートの沈み込みに関係する地震となります。また深発地震では“異常震域”と呼ばれる現象が発生する事があり、実際、28日の地震でもこの現象が発生しました。   “異常震域”とは震源の近傍ではなく、震源から離れた所で大きな揺れとなる地震の事で、今回の地震でも多くのメディアで報道がなされました。
● 「異常震域」とは? : 異常域とは、通常の地震の震度分布とは異なり、震源の真上(震央)での震度は小さいのですが、遠く離れた場所で大きなゆれが観測される現象です。その原因は硬い海洋プレートが地震波をあまり減衰させずに伝える性質をもつためです。
● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 今週は特に近畿地方の状況について報告してます。
● <速報>8月4日、19時23分に東北地方で震度5弱を観測する地震が発生しました。この地震は発生した深さが50km程度と深く、さらに速報マグニチュードは6.2程度と推定されています。一般に津波を引き起こすためには、1)海域で地震が発生、2)マグニチュード6.5以上が必要とされています。これは津波が発生するためには、海底面まで変動が達する必要があり、この深さでこの規模であれば、海底面まで変動(断層運動)が到達する事はなく、津波が発生しないと判断できるのです。またこの地震は東日本大震災の余震です。余震は10年、20年と続きます。
  • 7月22日にまぐまぐでDuMANewsLetter第28号発刊されました。
● 日本列島陸域に特化した地下天気図® : 6月10日のニュースレターに続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は7月17日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。山形・新潟沖の赤い領域(地震活動活性化)は、6月18日に発生した山形県沖の地震(M=6.7)による影響です。北海道でも昨年9月6日に発生した胆振東部地震の影響がまだ残っている事がわかります。
● 九州北方海域を中心に出現していた地震活動静穏化の異常 : 先週号でお知らせしましたとおり、九州北方海域の地震活動について少し詳しく解析を行ってみました。
異常は2018年5月ごろから出現しだし、6月にはかなり大きく広がるようになりました。そのため、今週号では、九州北部を含めた領域の地下天気図®のアニメーションを掲載しています。
● 7月29日は第5月曜日のため、休刊となります。
  • 7月15日にまぐまぐでDuMANewsLetter第27号発刊されました。
● 九州北部(警固断層)で地震活動が少し活発化しています : 警固断層は2005年3月に福岡県西方沖地震(マグニチュード7.0)を発生させた活断層です。この地震では、震源に近かった福岡県西区の玄界島で住宅の半数あまりが全壊する被害が発生しました。この地震は警固断層の北西部分が破壊したものと考えられています。従いまして地震学的には、福岡市街地部分の警固断層は、まだ破壊しておらず、今後大きな地震発生の可能性が最も高い活断層の一つと考えられています。今週は今年6月中旬以降の警固断層の地震活動の活発化について解説しています。今週は今年6月中旬以降の警固断層の地震活動の活発化について解説しています。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は6月3日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。今週はMタイプ、Lタイプの両方の地下天気図®をお示ししていますが、地下天気図®の特徴として、Mタイプのアルゴリズムは地震活動静穏化の抽出能力には優れるのですが、狼少年となる可能性も存在します。それに対し、Lタイプのアルゴリズムは狼少年になる可能性は小さいものの、静穏化を見逃す可能性はMタイプより大きいという特徴があります。DuMAではMタイプ、Lタイプ同時に異常が抽出された場合を最も重要な静穏化と考えております。 
  • 7月8日にまぐまぐでDuMANewsLetter第26号発刊されました。
● 2019年6月の地震活動概観 : 2019年6月に日本列島およびその周辺海域では、マグニチュード5を超える地震は6個発生しました。先月まで、南海トラフや台湾周辺での活動が目立っていたのですが、6月は18日に発生した山形県沖の地震が、1地点とはいえ、震度6強を観測したため話題となりました。この地震に対して、民間のリサーチ会社が興味深いアンケート調査結果を公表しています。それは当時新潟空港にいらした外国人の方へのアンケートです。
● 首都圏の地下天気図® : 今週は5月27日のニュースレターに引き続き、7月4日時点の首都圏に特化した地下天気図®です。首都圏は、直下にフィリピン海プレート、その下に太平洋プレートが存在し、非常に深い所まで地震が発生していますので、首都圏では、深さ20 kmあるいは60 kmという深さを基準として計算を行っています。今回は深さ20kmを基準として計算した地下天気図です。また甲府盆地における地下天気図の時間変化のグラフもあわせて掲載致しました。
● <速報>カリフォルニアで発生したM7.1の地震について : 7月6日、カリフォルニア州のリッジクレストでマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震はその前の日にマグニチュード6.4の地震が発生し、結果的には2016年の熊本地震と同じ前震-本震型の地震活動となりました。今週号では速報として、過去のカリフォルニアの地震活動について記載しました。
  • 7月1日にまぐまぐでDuMANewsLetter第25号発刊されました。
● 千島列島で比較的大規模な噴火が発生しています: 千島列島のライコケ島(雷公計島、Raikoke Island, 右図)で6月22日から成層圏に達する噴火があり、その噴煙は高度13,000mほどに到達している事がわかりました。NASAから国際宇宙ステーションから撮影された印象的な写真が公開されています。火山灰は航空機の巡航高度で拡散しており、周辺空域が北アメリカと日本を結ぶ航空路に該当することから、航路の変更などの措置が取られています。
  そこで今週号では、富士山が万が一噴火した場合について、何が起こるのか、少し考えてみました。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 
今週は5月20日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。
  • 6月24日にまぐまぐでDuMANewsLetter第24号発刊されました。
● 6月18日夜に発生した山形県沖の地震について : 6月18日、22時過ぎに山形県沖でマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強を観測しました。この地震では津波注意報が発令されましたが、幸いな事に最大でも10cmの津波(海面変動)で留まりました。
 各種メディアでも取り上げられていますが、日本海東縁部というのは、昔から津波を伴う被害地震が連なっている場所で、プレートテクトニクス理論が認められるまで、その理由がよくわかりませんでした。   1990年代後半になり、カーナビでお馴染みのGPS衛星を用いた地殻変動観測から、日本海東縁から新潟を経て、内陸部に続く「歪集中帯」という概念が提案され、なぜ過去の地震活動が日本海東縁部から内陸にかけて連なっているのかの理由が判明しました。その西側の一番端で発生したのが、1995年の阪神淡路大震災でした。
● 山形県沖地震の今後~ 熊本地震のような前震-本震型の可能性~:2016年4月の熊本地震は、地震の推移の状況をメディアに説明する気象庁の方針に大きな変化をもたらしました。
一般には最初に発生した地震が本震(一連の地震活動で一番大きなマグニチュードの地震)である事がほとんどですが、まれに最初の地震より大きな地震が発生する、あるいは同程度の地震が発生する事があります。最近では熊本地震がこの例でした。   このような地震活動を、前震-本震型(ないし双子地震型)と呼びます。特に発生した地震が本震(ほとんどのケースがこれ)か(今後さらに大きな地震が発生する)前震かを判断する事は、防災上極めて重要な問題です。
幸い、地震学のこれまでの知見から、前震の場合は、ある程度、地震活動の推移が前震の場合、特徴的なふるまいをする可能性が高い事がわかっています。
今週号では、その解析を行ってみました。
● 東北地方内陸部に特化した地下天気図解析® : 
6月18日の山形県沖の地震に関連して、東北地方内陸部をターゲットとした地下天気図®解析を実施しました。基本的には6月10日のニュースレターでお示しした日本全国内陸部の解析と同じですが、より細かく解析したものです。
また、山形県沖の地震の震央におけるRTM時系列変化曲線をお示しします。
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  • 6月17日にまぐまぐでDuMANewsLetter第23号発刊されました。
● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 5月13日のニュースレターに引き続き、中部地方以西の地下天気図®です。  ほぼ1年前の昨年6月18日に大阪北部地震が発生し、その前から近畿地方を中心に地震活動静穏化が進行していた事をお伝えしていました。ただ大阪北部地震はマグニチュードが6.1と静穏化の面積に対して小さく、また静穏化が最も進行していた段階で発生しました。 確かにこの地震により、近畿地方の静穏化は一旦解消の方向に向いましたが、現在近畿地方では再び地下天気図®に変化が見られる事を前回お知らせしました。
● 中部・近畿の5都市におけるRTM変化曲線 : 今週は5箇所の都市(大阪、名古屋、金沢、長野、静岡)におけるRTM曲線が2003年以降、どのように変化してきたかをお示ししたいと思います。 地下天気図®にはいつもお示ししている地図の上に青い領域(静穏化領域)や赤い領域(活発化領域)が示されているものと、ある地点(たとえば東京とか大阪)における特定の場所で地震活動がどのように変化してきたかの時間変化(時系列)を示したものがあります。
  • 6月10日にまぐまぐでDuMANewsLetter第22号発刊されました。
● 津波の基礎知識(3)津波の伝わる速さ: 今週は津波の基礎知識の3回目です。津波が伝わる速さについて述べています。  一番知っておいて頂きたいのは、津波が伝わる速さはその場所の水深のみに依存し、水深が深いほど速く伝わるという事です。今週号では、水深と速度の関係を考察しています。
● 日本列島陸域の地下天気図® :  5月6日のニュースレターに引き続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。昨年の胆振東部の地震の影響が北海道でまだ大きく残っている事がわかります。静穏化の状況変化については本文に記載致しました。
  • 6月3日にまぐまぐでDuMANewsLetter第21号発刊されました。
● 志賀草津道路の規制解除 : 群馬県は5月30日に、草津町と長野県を結ぶ観光ルートの志賀草津道路の全線を再開通することとしました。草津白根山の白根山の火山性地震の増加を理由に今月18日から一部区間を通行止めとしていましたが、安全の確認ができたとして解除しました。
● 2019年5月の地震活動概観 : 2019年5月に日本列島およびその周辺海域では、マグニチュード5を超える地震は8個発生しました。目立ったのは日向灘での活動です。日向灘では、3月にもマグニチュード5を超える地震が複数個発生しています。また4月には沖縄から台湾にかけて活動が活発化し、4月18日には台湾でも被害地震が発生しました。南海トラフ沿いの地震活動は3月以降、これまでとは少し違う状況になってきたとも考えられます。
● 東北地方海域の地下天気図® : 4月22日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。
● 東北沖での地震活動も少し変化? : 先週のニュースレターで関東地方でも地震活動が少し変化し、関東地方西部で地震活動の静穏化領域が出現した事をお伝えしましが、どうも東北沖でも少し状況が変化してきたようです。
  • 5月27日にまぐまぐでDuMANewsLetter第20号発刊されました。
● 千葉県で震度5弱を観測する地震が発生 : 25日15時20分頃、千葉県で震度5弱を記録する地震が発生しました。震度5弱が観測されたため、NHKでも時間を割いて報道されました。
 確かに震度5弱が1地点で観測されましたが、地震学的に重要なのはマグニチュードのほうです。5.1というマグニチュードですが、昨年6月に発生した大阪北部地震(ブロック塀の倒壊で通学中の小学生が亡くなるという痛ましい被害が発生した事は記憶に新しいかと存じます)のエネルギーの約30分の1ですし、2016年に発生した熊本地震の1/2,000のエネルギーでしかありません。幸いな事に、日本の建造物は極めて丈夫であり、地震学的にはこの程度の地震では被害が出る事はほとんどありません。ただ熊本地震のように数日後にさらに大きな規模の地震が発生する可能性が排除できないため、気象庁は慎重な発言にならざるを得ません。
  問題なのは、この付近(房総沖を含むエリア)では、30余年程度の周期で繰り返しマグニチュード6以上の被害地震が発生している事なのです。
● 首都圏の地下天気図® : 今週は4月15日のニュースレターに引き続き、5月24日時点の首都圏に特化した地下天気図®をお示しします。ここ数ヶ月、首都圏の地下天気図®ではLタイプもMタイプも異常が存在しない状況でしたが、この1ヶ月で少し状況が変化した事がわかりました。
  • 5月20日にまぐまぐでDuMANewsLetter第19号発刊されました。
● 速報 箱根火山と草津白根山で火山性地震が増加 : 5月19日、気象庁が箱根山の噴火警戒レベルを2へ引上げました。まだ地殻変動に顕著な異常が出現しているという段階ではありませんが、大涌谷周辺で火山性地震の増加や、山体が若干膨張しているデータが観測されています。大涌谷へ通ずる道路が規制され、ロープウェイも運行停止となっているとの事で、観光への影響は避けられそうもありません。箱根火山では、DuMA/CSOが所属する東海大学でも火山ガスの観測を行っており、貴重な基礎データを提供しています。
  また草津白根山でも火山性地震が増加し、それまで条件付きで通行が可能となっていた滋賀草津ルートですが、群馬県は再び通行止めとする事を発表しました。

  我々日本に住むものが肝に命じておかなければならないのは、20世紀後半の高度経済成長期には大きな噴火が全くと言ってよいほど無かったという、『極めて異例』な時期だったのです。最後の日本における巨大噴火は1914年の大正桜島噴火(この時に桜島と大隅半島が陸続きとなった)です。大きな死傷者を出した雲仙普賢岳の噴火や御岳の噴火は火山学的には小規模の噴火であったのです。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図® : 今週は4月8日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。  今週はこれまでと少し状況が変化してきた可能性がありますので、LタイプとMタイプの2つの地下天気図®を同時にお示しします。
  • 5月13日にまぐまぐでDuMANewsLetter第18号発刊されました。
● 5月10日に発生した日向灘の地震 : 5月10日朝、宮崎県で震度5弱を観測する地震が発生しました。震源地は日向灘で、マグニチュードは6.3と推定されています。この地震が話題となったのは、震度5弱を観測したというより、東日本大震災の後に見直された南海トラフの巨大地震の想定震源域内で発生した比較的規模が大きな地震だったためです。
 現在は東海地震の警戒宣言の代わりに、南海トラフ沿いの巨大地震に関する『臨時情報』と呼ばれるものが発表される事になりました。今回の地震では、結果として臨時情報の発表基準には達していないという事でしたが、今後このような状況が繰り返される事になるのだと思います。これまでも日向灘では、20〜30年に一度ぐらいの割合でマグニチュード7クラスの地震が発生してきました。
● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 今週は4月1日のニュースレターに引き続き、中部地方以西の地下天気図®解析です。
  • 5月6日にまぐまぐでDuMANewsLetter第17号発刊されました。
● 2019年4月の地震活動概観: この2ヶ月、日本列島およびその周辺地域では、地震活動が少し変化、活発化しているようです。3月は南海トラフ沿いおよび本州東方の太平洋プレートの沈み込みに関連する地震活動が活発化していました。 4月は南海トラフでもさらに南方で活発化し、4月18日には台湾でも被害地震が発生した事は記憶に新しい事と思います。
● 日本列島陸域の地下天気図®: 今週は3月25日のニュースレターに引き続き、日本列島陸域に特化した地下天気図®解析です。前回と同様、MタイプもLタイプもほとんど同じパターンを示していますので、今週はMタイプをお示しします。今回の地下天気図®解析では、大きな変化があったと考えています。
  • 4月22日にまぐまぐでDuMANewsLetter第16号発刊されました。
● 台湾と日本の震度について : 4月18日、台湾東部の花蓮県で震度7を記録する地震が発生し、台北でも大きな揺れが観測されたとの報道がありました。今日は台湾で使われている震度(正確には震度階と言います)と日本で使われている震度について考えてみたいと思います。
実は世界の多くの国では、改正メルカリ震度階というものが使われています。これは12段階の震度階で、1931年に考案され、アメリカを中心に使われるようになりました。日本の震度階は8段階(1996年以降は震度5と6が強弱に分かれて10段階となった)ですから、アメリカで地震があって「震度7が観測された」というニュースが流れたとしても、これは日本の「震度7」とは相当異なったものなのです。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は3月18日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域で発生するマグニチュード7クラスの地震に特化した解析です。
● 4月29日は第5月曜日のため、休刊となります。
 
  • 4月15日にまぐまぐでDuMANewsLetter第15号発刊されました。
● 首都直下地震について : 首都直下地震とは、実は特定の震源を想定した地震ではありません。東京およびその周辺地域で発生するマグニチュード7クラスの地震を総称したもので、中央防災会議では19の断層モデルを候補の地震として検討しています。   もっとも最近の首都直下地震と言えるのが、1855年の安政江戸地震です。1923年の関東地震(関東大震災)は、沈み込むフィリピン海プレートが原因のプレート境界の地震でマグニチュード8クラスであり、いわゆる現在考えている“首都直下地震”とはカテゴリーの違う(1クラス上の)地震なのです。今週はこの安政江戸地震と2011年の東日本大震災の時の液状化発生地域について考察を行っています。
● 首都圏の地下天気図® : 3月11日のニュースレターに引き続き、4月11日時点の首都圏に特化した地下天気図®をお示ししています。首都圏は、直下にフィリピン海プレート、その下に太平洋プレートが存在し、非常に深い所まで地震が発生していますので、首都圏では、深さ20kmあるいは60kmという深さを基準として計算を行っています。また今週は、地下天気図®の解析アルゴリズムについても「余震除去」という観点での解説を行っています。
 
  • 4月8日にまぐまぐでDuMANewsLetter第14号発刊されました。
● 『異常震域』という現象をご存知ですか? : 4月5日に関東地方を中心に震度1から2を観測した地震がありました。この地震の震源は伊豆諸島の鳥島近海でマグニチュードは5.9というものでした。どこが揺れたかと言いますと、震源に近い伊豆半島などでは全く揺れず、かなり離れた東北で有感地震となりました。このような現象を『異常震域』と呼んでいます。つまり震源地に近いところではなく、離れたところでより大きく揺れるという現象です。今週はこの現象について解説を行っています。
● 2019年3月の地震活動概観 : 日本およびその周辺地域の3月の地震活動です。下の図は3月に発生したマグニチュード5以上の地震をすべて図示してあります。3月はこれまでと違い、少し地震活動が活発であった印象を受けました。その理由として、南海トラフ沿いでマグニチュード5を超える地震が紀伊水道や日向灘で4個発生したのです。これは“4個も”と言えるレベルの稀な出来事でした。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図®: 今週は3月4日に引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。主に海域で発生するマグニチュード7以上の地震を対象とした解析です。
 
  • 4月1日にまぐまぐでDuMANewsLetter第13号発刊されました。
● 津波の基礎知識(2): 津波はなぜ・どこで発生する? 3月18日のニュースレターに引き続き、今週は津波の基礎知識(2)をお送りします。 津波が発生するためには、海面が大きく変形(盛り上がったり、陥没したり)する必要があります。海面の変形をもたらすものの一つが大地震です。津波には大きく分けて地震発生に伴うものとそれ以外の要因で発生するものがあります。もちろんほとんどの津波は地震起源なのですが、それ以外の要因についても今週は考えてみたいと思います。
● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 
今週は2月25日のニュースレターに引き続き、中部地方以西の地下天気図®解析です。近畿地方を含めた西日本における地震発生の様式が少しずつ変化しているようにも見える状況です。
 
  • 3月25日にまぐまぐでDuMANewsLetter第12号発刊されました。
● 富士山噴火の影響評価が中央防災会議より公表されました: 2019年3月22日、中央防災会議は富士山の大規模噴火に伴う首都圏への影響をとりまとめ、公表されました。特に降灰については、1707年の宝永噴火をモデルとして検証を行ったとしています。 火山噴火は地震とは違い、長期間影響が続くという特徴があります。富士山が噴火した場合には、東海道新幹線や東名高速道路が使えなくなり、さらに羽田空港も成田空港も運行が長期間停止する可能性があります。
このような状況における経済的被害の見積りは極めて難しいですが、2010年のアイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル火山での噴火が、航空機の運行に対し、どのような影響があるのかについてのケーススタディとなりました。
● 日本列島陸域に特化した地下天気図® : 今週は2月18日のニュースレターに引き続き、日本列島陸域に特化した地下天気図®解析です
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  • 3月18日にまぐまぐでDuMANewsLetter第11号発刊されました。
● 津波の基礎知識 : 今後DuMAでは何回かに分けて、津波の基礎知識について解説を行って参ります。まず1回目は、”津波はなぜ発生する?”と第して解説を行っています。
  今回は、津波が発生するための条件について説明しています。またどれくらいのマグニチュードの地震が津波発生に必要かという点について解説を行っています。
● 東北地方海域の地下天気図® : 今週は2月11日のニュースレターに引き続き、東北地方沖合の海域に特化した解析です。
 
  • 3月11日にまぐまぐでDuMANewsLetter第10号発刊されました。
    ● 東日本大震災から8年 : 2011年3月からはやくも8年が経過しました。当時小学生であった方が大学生となっており、さらに現在の小学生では、震災後に生まれた方も多くなっています。これは、津波被害等の風化を意味します。震災直後は、「津波の映像を見たくない」「津波の映像を見せたくない」という意見が多数でしたが、最近では相当状況が変化してきたようです。この話題に関連する防災コラムを3月10日付けの静岡新聞に掲載しました。お時間のある時にご覧頂ければ幸いです。
   また先週は北海道胆振東部地震からも半年が経過しました。地震では停電だけでなく、斜面崩壊だけでなく液状化も多発し大きな話題となりました。特に札幌市清田区周辺では、震度4程度であったにも関わらず甚大な被害が発生しました。この地区は1968年、2003年の十勝沖地震でも液状化しており、極めて軟弱な地盤が広がっている事は知られていたのです。
● 首都圏の地下天気図® : 
今週は2月4日のニュースレターに引き続き、首都圏の解析です。
       
  • 3月4日にまぐまぐでDuMANewsLetter第9号発刊されました。
● 2019年2月の地震活動概観 : 日本およびその周辺地域の2月の地震活動です。2月に発生したマグニチュード5以上の地震は7個でした。そのうちの4個が南西諸島で発生するという特徴がありました。そこで今週号では、南西諸島南部で過去にどのような地震が発生してきたかを解析してみました。2002年および2007年にかなりまとまった活動が宮古島、石垣島および西表島周辺であった事がわかりました。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図®:今週は1月28日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。本文では2月28日時点のLタイプの地下天気図®をお示しします。
 
  • 2月25日にまぐまぐでDuMANewsLetter第8号発刊されました。
● 北海道で震度6弱を観測 : 昨年9月6日早朝、北海道胆振東部地震(M6.7)が発生し、死者41名という大きな被害が出てしまいました。この時は、全道停電という未曾有の事態も発生いたしました。 この地震の大きな特徴は発生した深さが37kmと、日本で発生する内陸直下型地震としては極めて深い事でした。この理由については、北海道の下の温度構造が大きく関係している事は昨年9月10日のニュースレターでも解説いたしました。
 2月21日21時過ぎ、同地域でマグニチュード5.8という地震が発生し、最大震度6弱が観測されました。これは、昨年9月の地震の最大余震と考えられます。問題は、この2月21日の地震が今後の地震活動とどう関係するかという事です。この点について、深さ方向の地震活動を元に解説を行ないました。
● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図(® : 1月21日のニュースレターに引き続き、中部地方以西の地下天気図®解析をお示しします。さらに大阪北部地震の震央におけるRTM時系列変化曲線のアップデートを行ないました。
 
  • 2月18日にまぐまぐでDuMANewsLetter第7号発刊されました。
● 火山はどのようなきっかけで噴火するのか?: フィリピンの火山観測のため、17日から20日まで DuMA/CSOはフィリピン出張です。マニラ近郊のタールという火山で、世界で最も危険な10個の火山の一つと言われており、非常に噴火の可能性が高い火山です。日本でいえば箱根に相当します。マニラに近く、多くの観光客が訪れますので、CSOが所属する東海大学では、過去15年ほど精力的に観測を行っております。今週号では、火山が噴火するきっかけについて解説を行ないました。昔はマグマ溜まりに、外からの圧力が増加して、あたかも歯磨きチューブをぎゅっと押したように中身(=マグマ)が吹き出すと考えていました。ところが30年ほど前から、火山が噴火するのは、圧力が上がるのではなく、地下でなんらかの原因で少し圧力が下がる事がきっかけなのではという考えが主流になってきました。噴火に至るにはマグマだまりに含まれる”水”が極めて重要な役割を果たしていることが明らかになったのです。
● 日本列島陸域の地下天気図® : 1月14日のニュースレターに引き続き、日本列島陸域に特化した地下天気図®解析です。MタイプもLタイプもほとんど同じパターンを示していますので、今週はLタイプをお示しします。
 
  • 2月11日にまぐまぐでDuMANewsLetter第6号発刊されました。
● 深海魚の打ち上げと地震との関係: この所、日本海側で深海魚のリュウグウノツカイが多数発見されるという事がニュースとなっており、2月9日には時事通信社でも配信されました。この記事には、DuMA/CSOが所属する東海大学海洋研究所の織原義明特任准教授のコメントとして、「実は09年冬にも日本海側で多く姿を見せたが、何も起きなかった。今回も特に心配する必要はない」という事が述べられていますが、ヘッドラインでは「無関係」と断定的に表現されています。深海魚(特にリュウグウノツカイ)が打ち上げられますと、「すわ地震か」という報道になりがちです。確かに昔からリュウグウノツカイと地震との関係というものが話題となっているのは事実ですが、実際に織原准教授が調査を行った所、深海魚の打ち上げは日本海で非常に多く、逆に海域での地震が多い東北地方太平洋側ではあまり記録されていない事もわかってきました。
  • 2月4日にまぐまぐでDuMANewsLetter第5号発刊されました。
● 房総半島沖合で地震活動の活発化がみられました:昨年12月末から、房総半島の沖合で地震活動の活発化がみられています。具体的には房総半島はるか南東沖でかなりまとまった地震活動が12月24日以降観測されています。活動の中で、マグニチュード6クラスの地震も3個発生していました。実はこの房総沖というのは、世界でも極めて地球科学的に特異な場所で、「三重会合点」と呼ばれるものが位置しています。三重会合点については、本文中で解説しております。
さらにこの房総半島沖を震源とする過去の地震(延宝の地震)についての解説も行っています。
首都圏の地下天気図® : 今週は昨年12月24日のニュースレターに引き続き、首都圏の地下天気図®解析です。また今週は、東京における地下天気図®の手法による地震活動度の時間変化のグラフを掲載いたしました。
  • 1月28日にまぐまぐでDuMANewsLetter第4号発刊されました。
● 過去60年間の世界の地震活動の推移:およそ1年前の昨年1月23日、草津白根山が噴火し、訓練中の自衛隊員1名が死亡し、そのほか11名が負傷したという事がありました。また最近、火山については、クラカタウを含むインドネシアや、カムチャッカ半島、千島列島等の活動が活発である旨の報道がなされています。 現時点で日本列島では、顕著に火山活動が活発化している状況ではありませんが、21世紀は火山活動が活発化するであろうというのが火山学者の共通認識です。 それでは全世界の地震活動はどうなのでしょうか。今週のニュースレターでは全世界の過去60年の地震活動が大局的にどう推移してきたのかについて、検討してみたいと思います。
● 日本およびその周辺の広域地下天気図®: 今週は昨年12月17日のニュースレターに引き続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。前回の解析に比較して、北海道胆振東部地震に起因する地震活動活発化が少し収まってきた事がわかります。
  • 1月21日にまぐまぐでDuMANewsLetter第3号発刊されました。
● 山体崩壊とは : 昨年12月にインドネシアのクラカタウ火山(アナクラカタウ)が山体崩壊を起こし、400名以上の犠牲者が生じた事は、先週、先々週のニュースレターでも取り上げました。この噴火で崩壊した土砂が0.21~0.26立方キロであった事が東京大学地震研究所の調査で判明しました。ちなみにこれは東京ドーム約200杯分という事だそうです。    山体崩壊は噴火があってもめったに発生しない現象なため、予測は困難です。ただ火山というものは、常にこのような崩壊が発生する可能性が存在する事を心に留めておく事が火山防災の第一歩であると思います。ちなみに1月17日には鹿児島県・口永良部島で噴火が発生しましたが、火砕流だけでなく、このような災害が発生する可能性も避難計画策定にとって考慮すべきなのだと思います。
● 中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 12月10日のニュースレターに引き続き、中部地方以西の地下天気図®解析です。 今週は大阪北部地震震央における地下天気図®の時間変化の曲線(RTM曲線)も併せて紹介させて頂きました。そして12月17日のニュースレターに引き続き、今後の地震活動に関するもう一つの仮説を紹介させて頂きました。
  • 1月14日にまぐまぐでDuMANewsLetter第2号発刊されました。
● インドネシア・クラカタウ火山の崩壊 : 昨年12月22日にインドネシアのアナクラカタウ火山が噴火し、それに伴う山体崩壊が発生し、津波が発生しました。その結果、確認されているだけで420名以上の死者が出るという被害が発生しました。 アナクラカタウ火山というのは実は1883年のクラカタウ火山の大爆発の結果、その後に出来た火山島です。この噴火では、3万5千人以上の死者が出たとされており、そのほとんどが津波による死者とされています。これは山体崩壊により引き起こされた津波です。それでは今回の噴火と1883年の噴火とはどの程度規模が違ったのでしょうか。今週号では伊豆大島や桜島の大きさと比較してみました。
● 日本列島陸域の地下天気図® : 12月3日のニュースレターに引き続き、1月10日時点の日本列島陸域の地震活動に特化した地下天気図®をお示します。また、昨年11月30日、7月12日、5月1日の時点の地下天気図も併せてお示ししています。はたしてどのように推移してきたのか、解説を行っています。
  • 1月7日にまぐまぐでDuMANewsLetter第1号発刊されました。
● 熊本県で震度6弱を観測: 1月3日、熊本県北部で震度6弱を記録する地震がありました。この地震は2016年の熊本地震の震源域から離れており、余震ではありません。震度6弱が観測されたため、大きく報道されましたが、震度5強を観測した地点は無く、この震度6弱が1地点のみ飛び抜けて大きな震度でした。    これは震源が10kmと浅い事が最も大きな原因ですが、震度計が置かれていた地盤が周囲と比べて弱かった可能性が考えられます。また1995年の阪神大震災を契機に、計測震度計というものが開発され、それまで気象庁職員が体感で決定していた震度(その当時では全国で200地点程度)が機械に置き換わりました。現在では震度計は気象庁や地方公共団体等に4,000個以上が配備されています。   実はこの事(震度計測点が劇的に増加した事)は昔より大きな震度が観測されやすい事を意味しています。ある専門家は「震度インフレが起きている」と発言しておりますがこれは事実で、昔より大きな震度が出やすくなっているのが現代という時代なのです。     また、2016年の熊本地震では4月14日に最初の震度7が発生してから、16日にさらに大きな地震が発生し、再び震度7を記録しました。この時、「14日の地震は前震であった」という事があとから発表されたのですが、地震学では、前震と通常の地震(本震~余震型という最も一般的な地震活動)とでは、地震(いわゆる余震)の起き方(その大きさの頻度分布)に違いがあり、前震の場合は、同じような規模の地震が続く、言い換えれば粒ぞろいの大きさの地震が起きる事が多い事が知られています。
 今回の熊本の地震について3日以降、6日23時までの地震発生状況を防災科学技術研究所の速報値を用いて解析してみました。その結果、余震の発生状況は、過去の熊本地方の”通常の”地震活動とは大きく異なっていない事が判明しました。  これは、3日の震度6弱を観測した地震が本震である可能性が極めて高い(換言すれば、さらに大きな規模の地震がすぐに発生する可能性は地震学の過去の知見を信ずれば極めて小さい)事を意味します。
● 2018年の日本の地震活動 : 
2018年は日本周辺でマグニチュード5以上の地震は75個(2017年は67個)発生しました。その中で最大の地震は9月6日に発生した北海道胆振東部地震(M6.7)で、マグニチュード7を超える地震は発生しませんでした。最後にマグニチュード7を超えた地震は2016年11月に福島県沖で発生した地震(津波警報が発令)ですから、丸2年以上この規模の地震は発生していない事になります。
● 東北地方海域の地下天気図® : 11月26日のニュースレターに引き続き、今週は1月2日時点の東北地方海域の解析に特化した地下天気図®をお示しします。 東北沖では、東日本大震災の最大余震がまだ発生していない可能性が指摘されており、アウターライズにおける地震が最大余震の候補となります。ここで M7後半から M8クラスの地震が発生しますと沿岸には10mクラスの津波が到来すると考えられています。 また余震というものは本震から10年経過したから安心という事はありません。実は1896 年の明治三陸地震の余震(対となるアウターライズ地震)が1933年の昭和三陸地震と考えられているのです。いずれの地震も巨大な津波を伴った事は皆様もよくご存知かと思います。
★「今年いちばん読みたい/読んでもらいたいメルマガ」という視点から、その年もっとも輝いたメルマガを決定する「まぐまぐ大賞」の『安全・防災』部門でDuMAの地下天気図®が「まぐまぐ大賞」3位を受賞いたしました。(1.1.2019)​​

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